今回紹介する記事は「パチンコスロット勝ち組への道」様の
パチンコホールのWi-Fiサービスの秘密
という記事です。

簡単にまとめれば、位置情報によってマーケティングしようとするホールが現れたという話となります。

このブログでも「PS-CIM」というものを過去に紹介した事があります。

スマホの位置情報を用いて顧客の動向分析するシステムについて思うこと

まず基本的な話をさせて頂くと、個人情報を取得するなら、何かしらのアプリをダウンロードして貰う必要があります



PS-CIMはフリークアウト社からデータ提供されたものであり、外部データです。

本来ならパチ屋が独自でデータを取得した方が色々と応用が効きます

 

最初に紹介した記事では
「ホール側はデータを買うだけで、ホールに在る無料wifiからはデータ収集してない」
と書いていまして、実際その通りのはずですが、ホール側が本気を出せば収集する事も可能です。

パチ屋が独自に大量の顧客データを収集する方法とは

具体的な案を挙げると
「パチ屋の無料wi-fiを快適に使う」アプリ
を作成します。

僕自身はパチ屋の無料wi-fiは使いませんが、使う人は多いはずです。

試しに使ったことはありますが、どの店で使っても
・回線をつなぐのに時間がかかる
・通信速度が遅い
のには閉口します。

アプリを入れる事により、
・1タッチでホールの無料wi-fiに接続切り替え
・アプリに登録したユーザーのみ通信速度を優遇する
という感じにすれば、アプリをダウンロードしてくれるでしょう。

そのアプリを突破口に、情報を収集すればいいです。

動きがバラバラ

先日こういうニュースを見ました。

ぼったくり店を表示 愛知県警公式アプリ

 

 

ボッタクリバーを地図上で解るようにするとは警察もъ(゚Д゚)グッジョブ!!ですが、ボッタクリパチンコ店も解るようにして欲しいです。

パチ関連でも今後『店の情報を共有するアプリ』が流行るかもしれませんが、それを警察が作るのか、ホール側が作るのか、ユーザー側が作るのか、で将来が変わってきます。

ホールが顧客分析に使うデータは、ホール側で収集すべきです。

一方でメーカーは

サミーにはカチナビという素晴らしいシステムがあるものの、他メーカーは追随する動きを見かけません。

その一方で、マイスロがどんどん縮小しているのが気になります。

マイスロはメーカー視点で言えば、遊技データを収集出来るメリットがあるわけです。

 

昨日だったかKPEがe-SLOTの廃止を発表しました。

マイスロが縮小傾向なのは、新台を出しても客飛び最速であり、マイスロをやるユーザーが殆ど居ないからだと思います。

経費削減のために仕方ないのかもしれませんが、
ユーザーの遊技データすら取得しようとしないメーカーの台が面白くなるわけありません

まとめ

ユーザーのデータ収集に関しても、パチ業界は他業界より遅れています。

ユーザーのデータを集めるために業界全体で何をすべきか?
台のメーカーと関連機器メーカーとホールとで一度話し合うべきです。