今回紹介する記事は「パチンコ屋の裏話 現役店長楽太郎のお部屋」様の

低射幸性認定切れみなし機の、規則改正後の設置を容認-2017年11月29日警視庁通達

という記事です。

結局、2/1以降みなし機は
・ぱちんこ遊技機:大当たり確率1/100以上の遊技機(いわゆる羽モノを含む)
・回胴式遊技機:指示機能又は再遊技確率が高い状態を維持する機能を有さない遊技機(いわゆるノーマルタイプ)
だけ黙認するとの事。

それ以外は撤去しないと、「営業停止になっても知らないよ」という話です。



もちろん認定を取っていれば問題なく使えますが、今の主力AT機は全部が全部認定を取ってないそうなので、 1月末で消える店も出てきます。

僕が気になったのは

「大当たり確率1/100以上の遊技機」

いわゆる甘デジ以外NGというのは厳しいなあ・・・と感じました。

「再遊技確率が高い状態を維持する機能を有さない」
というのはジャックイン回避があるハナビがどうなるか解りませんが、少なくともART機は全部駄目です。

言い換えれば2/1以降に通る機械は
ギャンブル性の高い台を頑張って作っても、旧基準甘デジや5号機ノーマルタイプ程度
だと覚悟しておいた方がいいのかもしれません。

僕自身はそのくらいのギャンブル性で十分だと思いますが、ユーザーによって感じ方は異なるでしょう。

ホールが準備しておく事は

1パチ・5スロの客をレートアップさせる道筋を考えておく事です。

ただ単に出玉性能の劣った台を打たせては駄目だと思います。

それこそ非等価の談合と同じく、2パチ・10スロ以下は禁止とすべきです。

「台のスペックが下がったので、レートを上げます」
というのは筋が通っていますので何も問題ありません。

6号機が5スロに出回るのは来年どころか再来年の話だと思いますが、それまでに適切な遊技レートを議論する必要があるでしょう。

近年は遊技者数で言えば1パチ・5スロのユーザーの方が多くなっています。

来年2月以降の劣化スペックをそのまま1パチや5スロのユーザーに打たせる事は無いよう、ホールは準備しておくべきです。

 

4パチ・20スロのユーザーについてはどうしようもありませんが、消費税が10%になれば貸し玉金額の上限もおそらく上げてOKかと思います。

そうなれば1枚22円で設定することが可能です。

「1000円で45枚+お釣り」か「1000円で46枚」というレートにする事でギャンブル性を上げることは出来ます。

消費税UPのタイミングで換金率を下げたい店もあるでしょうが、非等価地域なら限界レートへの移行も考えた方がいいでしょう。