「盗忍!剛衛門」と書いて「とぅーす ごうえもん」と読むそうです。

5.5号機締め切り間際で、適当に付けた名前としか思えません。

ただ、中身は売り逃げではなく、ちゃんと作っている印象を持ちました。

この台は「番長3のベル中心のゲーム性」を模して、約1/15で成立する『盗目』を主軸にしています。

盗目が成立するとST型のCZが始まり、7G以内にもう一回盗目を引けるとランクアップで残りゲーム数リセット。



STが終わった後にART抽選をして、アツいランクまで行けば番長式前兆が始まります。

そのため、通常時はCZに居る比率が高く、間延びしないような工夫が出来ている印象です。

 

天井も盗目99回と分かりにくくしています。

ここらあたりも番長3と一緒で、天井の目安は1500Gだけど実際は・・・という感じです。

サイトセブンの実践上のデータを見る限り天井の平均は1600~1700Gあたりとなり、1800G以上ハマる事も現実的に起きています。

天井ハイエナの期待値は高めの台ですが、残金には注意しましょう。

 

ART

初期ゲーム数は上乗せ特化ゾーンで決めます。

この上乗せ特化ゾーンは通常時と同じようにST式です。

上乗せゲーム数の上限と下限がランクアップする新感覚の方式で、夢はあります。

 

ARTはチャンス告知・先告知・後告知と3種類あり、どれもよく出来ている印象です。

出オチの先告知は一見の価値はあります。

 

初当たりが重いのは残念

初当たりは1/492と番長3より重くなっています。

CZでのART抽選確率が非常に厳しい数字で、天井でしか当たる気がしません。

どうして初当たりをこんなに重くする必要があったのでしょうか。

初当たりが重いのを納得させるだけの出玉性能があればいいのですが、出玉の分布はいつも通りの大都技研で500枚1000枚が遠く感じる作りです。

もちろん1撃5000枚や万枚も狙える作りになっているのだと思いますが、純増2枚のART機にそんな性能は必要ありません。

その部分の工夫があれば良かったと思います。

 

全体的な評価として、及第点のように感じました。

おそらく稼働結果は番長3に及ばないはずですが、旧内規が撤去されれば再評価される可能性もあります。

 

8月・9月は沢山新台が出ていますが、全然打てていません。

というのも、あまり導入されていないからです。

ユニバとか沢山出していますが、どうなんでしょうね。

猪木の出来を考えたら、大都技研はまだマシなのかなあと思っています。





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