今回紹介する記事はパチンコ日報様の
パチンコメーカーが電気自動車業界へ参入?
です。

情報とはひょんなところから漏れてくる。

週刊誌記者が関西にある大学の理工学部教授から「パチンコメーカーが電気自動車に参入の意欲を持っている」という話しを小耳に挟んだ。メーカー名までは明かさなかったが、ヒントはカジノには参入していないメーカーだという。

カジノに参入していないメーカーを除外すれば、大よその見当はついてくるというもの。

やはり、この先パチンコだけでは企業の発展も望めないことから、第二の柱を電気自動車に託すということか。

電気自動車の弱点は走行距離、電池寿命、充電インフラ整備といわれている。

走行距離をガソリン自動車並みにするためには、2030年までには次世代電池(エネルギー密度700WH/kg)の開発を産学一体となってオールジャパン体勢で臨んでいる。このエネルギー密度は現在のリチウムイオン電池の7倍だ。

日産リーフの車体価格のうち、約半分が240万円の電池価格だ。これを1/10に24万円まで下げる。電池のコストダウンが図れて、走行距離が伸びれば、電気自動車の普及にも弾みがつく。

その頃にはパチンコメーカーの電気自動車も発売されているのだろうか。

パチンコ業界は未来が無いので、別の事業を始めるのはいい事だと思いますが、電気自動車とか論外だと思います。

世の中は劇的な物流の改善期を迎えようとしているのに、車が売れるわけありません。

宅配業務の競争激化やお年寄りの交通事故問題を考えると、車を運転させない(持たせない)方向に社会は動いていくはずです。

働き方だって色々変わり、あと10年もすれば自宅で仕事をする人も増えるでしょう。



大規模なオフィスを構えるよりも効率的だからです。

僕も車を持っていますが、年々使わなくなって来ました。

昔は遠征稼働をよくしていたので車は必要経費でしたが、最近は原付で稼働に行く事の方が多いです(半径5KM以内なら車よりも原付の方が早く到着出来るので)。

乗らなくても保険料・駐車場代・車検料・税金を平均すると月に1万円くらい金を喰っています。

そう考えると勿体無いですよね。

といった感じで、日本における車の販売台数というのは急激な右肩下がりになると思います。

発展途上国に車を売るというのならいいですが、電気自動車はインフラから整備しないとまず売れません。

結局可能性があるのは業務用(会社相手)の電気自動車となりますが、そこは競争が激しいですからねえ。

車を開発するのではなく、セルフの電気自動車の充電スタンドをパチンコ屋の駐車場に建設するのはアリかもしれませんが、電気自動車なんて買う”意識高い系”の人がパチ屋の敷地に入りますか?という話です。

メーカーは厳しい

他業界に参入する場合、自企業の持っているノウハウが使えるなら有利となります。

パチンコのホール企業だと他の接客業で通用するポテンシャルはありますが(あくまでポテンシャルがあるだけ)、メーカーの技術は他の業界と比較した場合、周回遅れです。

今メーカーがやっている台作りというのはそれくらい創造性も生産性もありません

サミーやオリヘイみたいに別分野のノウハウを持っている企業を買収すればまだ可能性はあるのですが、1から立ち上げるとなると厳しいと思います。

そのため、今後伸びそうな業界に投資するしかないのですが、スマホゲームですらあの惨状です。

本来ならパチンコ・パチスロ業界の客を引っ張って来れる商売をするのが手っ取り早いわけですが、客を舐めた台しか作らないので、メーカーに信用がありません。

ワタミが「三代目鳥メロ」、ペッパーランチが「いきなりステーキ」と名前を変えて事業展開しているように、看板を変える必要があるでしょう。

そうした上で、お抱えのサクライターさんを使ってステマすればチャンスはあります。

客を騙してここまで商売をやってきたわけですから、別事業をやるにも同じ事をやるのが手っ取り早いです。

それこそビットコインなんて鴨ネギがやるギャンブルなわけですが、そういったシステムと広報技術を取り込む事が生き残る手段だと思います。