ツイッターを眺めていると、こういう情報を見ました。
パチンコ店長兼コンサルH様のツイッターより)



簡単にまとめると
「粗利を公開する事は射幸心を煽る」
と意見を貰ったので、公開を自粛したそうです。

射幸心関係ないじゃん

ひげ紳士さんに誰がこんな間違ったクレームを出したのでしょうか。

以前も解説しましたが、射幸心を煽るのが駄目な法的な根拠は
「射幸心は楽して儲けるという意味であり、勤労精神を奪うから」
です。

賭博は射幸心を煽るから法律で規制されています。

パチンコ・パチスロは建前遊技なので、射幸心を煽ると立ち位置がおかしくなるわけです。

そのため、警察が厳しく指導しています。

ただそれだけの話なので、店の粗利が多い少ないは射幸心と全く関係ありません

1GAMEさんの百鬼夜行みたいに、設定6が入ることを示唆したり、店側にマイナス粗利を求めているなら「射幸心を煽る行為」として捉えられても仕方ないですが、髭紳士さんの店のように少ないながらも粗利を取っている報告なら全く問題ないです。

もし仮に警察の担当者がその違いを理解してないのなら、処分すべき案件です。

パチ業界の右肩下がりは角度が急になっている

一昨日発表されたダイコク様の情報によると
ホールでの総売上・粗利の下落幅が近年最大となっています。

会員ホール企業全体の業績平均値は、稼働時間4.08時間(前年比0.11時間減少)、売上19,147円(同1,923円減)、粗利2,957円(同179円減)、時間売上4,700円(同330円減)、時間粗利730円(同20円減)と業績悪化が目立つ結果に。

また会員ホール企業のデータをもとに推計した全国ホールの業績は、平均アウトがパチンコ12,990個、パチスロ6,465枚、平均台粗利はパチンコ1,950円、パチスロ2,280円、店舗平均2,070円で、片瀬氏は「2017年は店舗平均の台粗が2,000円を切る可能性が大いにある」と予測。その結果、業界全体の総売上は20.1兆円(前年比2.2兆円減)、総粗利3.11兆円(同2,100億円減)となり、どちらもここ数年で最も下落幅が大きい結果となった。
出典:遊技日本様より

 

何時まで経っても「客からいくらでも抜ける」と安易に考えているから、加速度的にユーザーが減っているわけです。

今のままでやっていると底なんか見えてきません。

逆に減少率が増えていくだけです。

底打ちさせたいなら、客から抜いている具体的な金額を明示した上で、『粗利率を下げる姿勢』を見せる必要があります。

射幸心を煽る事と関係がない話なので、出来るはずです。