最近ちょっと気になっているサイトがありまして、宮脇元店長でお馴染みのベラジオグループのスピンオフHPです。

ベラジオプラス

会社の広報的なページなのですが、外注のライターを雇ってまで記事を更新している事に驚きました。

更新している記事を見てみると、新卒採用活動目的に大学生向けの記事を書いているように見えます

新入社員と仲良くなりたい方へ。好かれる先輩と嫌われる先輩の違い9選



新入社員必見! 正しい名刺交換のやり方とマナー

飲み会でのコミュニケーション術。良い後輩になるためのマナー12カ条

20歳を超えてもメダルを狙える競技を考えてみた!

鯉でもわかる!ビットコインとアルトコインってなに?どう違うの?

ところが、社内紹介記事を見ると・・・

『潜入してみた。』
第24回ベラジオコーポレーション2018年度上半期決起集会【前編】

『潜入してみた。』
第24回ベラジオコーポレーション2018年度上半期決起集会【後編】

ベラジオコーポレーション株式会社入社式の様子はこちら!

今の若い人がこの記事を読んでどう感じるでしょうか・・・。

多分「こういう会社には入りたくない」と感じる人が多いはずです。

パチ業界における唯一の訴求ポイントである「社員の給料・報酬」についてしっかり触れているのはいいですが、それ以外は隠しておいた方がいいでしょう。

また、退職者にインタビューする記事もありました。

【会社辞めます】
退職エントリー第一弾「裏切り者と呼ばれて」

円満退社は本当に大事です。
関連(パチマガスロマガのプラントピアさん、ブラック過ぎないですか?

僕はいい記事だと思いますが、こういう記事をUPする事に疑問を持つ人も一定数いると考えられます。

誰に向けて発信しているの?

あれ?
おかしいなあ?
このサイト何の目的で作っているの?
と思って他のページを読むと

編集と責任者の会話記事がありました。

http://bellagio.jp/tukutta/

―さて、早速ですが「何故コーポレートサイトをオウンドメディアにしよう」と思ったのですか?

情報発信の大切さは、常々感じていました。

実は、今までも情報発信の部門は担当していまして。広報ブログやえがおんブログの管理など。ですが、実際に情報発信を満足に出来ているかと言うと、全然足りない。

発信の重要性と必要性、そして実際のアウトプット量の食い違いは、悩みの種でしたね。

―確かに、この業界でキチンと情報発信をしている企業さんって、見当たらないですよね。中途半端感があるというか(笑)やりきれていない。

そうですね(笑) ウチも御多分に洩れず(笑)

―そこをいち早く脱却しようと、動かれた。

そうです、参考になる企業さんのウェブサイトなんかもたくさん見て。『ああ、こんなコトできたら可能性がすごく広がるなぁ』って。

―活動のメイン、求める成果などをお聞かせください。

はい、まずは弊社の取り組みや活動をより広く知って頂くと言うことですね。働くみんなや遊びに来てくれているお客様、また「ベラジオを知らない人」にも色々な情報を届けたいと考えています。

社内共有も大切な目的の一つです。なかなか全社に常に情報を発信して、意識統一を図るのは難しい。ウェブメディアを使うことによって、今以上にベラジオの理念や活動を理解してもらうという意図もあります。

「働いていて良かった!」や「働きたい!」と思ってもらえるような情報発信もしようと思っています。

―目標は?

ん~目に見えないメリットなどを追いかけるとは思いますが、数字で言えば「月間100万PV!!」ですかね。

アクセスが多くなってきたら、このメディアでも記事広告などを取ってさらに予算拡充をしていったり。メディア単体でも売り上げを出しながら、活動規模や範囲を広げていきたいですね。

近隣のお店や地域にも貢献できる機会は増えていくと思いますよ!

 

オウンドメディアwwww

絶対、悪いWEBコンサルに騙されているに違いありません(´・ω・`)。

オウンドメディアをざっくり説明すると、広告を他のメディアに出稿するよりも、自前でメディアを作った方が費用対効果が高いという考え方です。

ブログやツイッターでの広報活動もオウンドメディアの一種となりますが、WEB界隈で言う所のオウンドメディアはベラジオプラスのようなサイトを指します。

ただ、現実問題、今のやり方だと月間100万PVは無理です。

ポータルメディアぽい記事をあげれば集客出来る時代は既に終わっています。

そんなサイトは腐るほどありますので。

WEB制作における基本中の基本ですが、「誰に向けて発信しているか」をきちんと設定しない限り成功は不可能です。

このサイトをぱっと見た感じ、見込み客への情報発信ではなく、リクルート目的の情報発信かと思いました。

しかし、そのつもりでは無いようです。

企業のイメージアップ戦略なら、ライターを雇って記事を書くのではなく、NPO法人を立ち上げて社会貢献事業を展開すべきです(パチンコ業界は世間に対するアピールの仕方をもっと考えろ)。

ホール企業がオウンドメディアで集客したいなら

まず外注する相手が間違っています。

WEB界隈の人はパチンコ・パチスロに詳しくありません

見込み客を集めたいなら、パチ関係の広告代理店に頼むのが一番手っ取り早いでしょう。

もし仮に僕が広告代理店の人間で、
ホール企業からオウンドメディア制作を依頼されたら、間違いなくホール実戦動画をやるはずです。

ライターさんをベラジオに呼んで実戦して貰うもよし、それだと代わり映えしないのでベラジオの店長がライバル店でガチ実戦を収録させて貰うのもよし、やり方はいくらでもあると思います。

もう大阪湾に沈んだかもしれませんが、宮脇元店長を復活させてガチ実戦させたら一定数のアクセスは稼げるでしょう。

オウンドメディアって、そういう意味です。