サイトセブンの出玉率ランキングを定期的にチェックしているのですが、去年から今年の頭にかけてちょいパチが上位に顔を出す事がよくあり、「ちゃんと趣旨に沿って甘く使っているのだなあ」と感心していました。

ちょいパチを近所で唯一導入しているマルハンのボッタ釘を見れば、サイトセブンのデータなんて信じられませんが、マルハンはサイトセブンに入っていません\(^o^)/。

一般のパチ屋は甘く使っているのだと思いますが、この夏頃からちょいパチの新台が少なくなりました。

出玉率評価を個別にチェックしても、最近出た台はぶっこ抜き状態です。

稼働が付かない

ちょいパチもミドルも台の価格はそんなに変わらないので、粗利も同じくらいあげる必要があります。



しかし、スロットと同じで射幸性が低ければ低いほど、甘く使わないと稼働はつかないはずです。

ところが、甘デジやちょいパチでアタッカーやスルーの削りをしている馬鹿な店が多くあります。

賞球数が少ないためアタッカーを削ると上皿分しか出玉が無く、更にスルーを締めて時短やSTで上皿崩壊させてしまうと、どんなに養分様でも打たなくなるでしょう。

その印象の悪さが甘デジやちょいパチの不人気要因だと思います。

加えてホールで一番甘く使われているジャグラーと「同程度の射幸性」という要因も大きいです。

甘デジやちょいパチに1万突っ込むくらいならジャグラーで1万勝負した方が遥かにマシでしょう。

近年爺さん婆さんがジャグのシマを占拠しているのは「甘デジがボッタクリ」という要因もあると思います。

逆に甘デジやちょいパチを盛り上げれば、1パチで遊んでいる人が4円へ回帰する足がかりとなるはずです。

1パチで遊んでいる人の大半は「本当は4パチを打ちたい」と思っています。

しかし、4円の主力機種と1パチとでは金額的な壁が大き過ぎて、その間の射幸性で打てるのがジャグラーしか無いのは問題です。

初心者入門を考えれば

パチンコ・パチスロを全く打った事が無い人にとっては、やはり甘デジやちょいパチが一番解りやすいです。

ジャグは何だかんだで目押しが必要ですから。

金銭的には1パチも初心者向きですが、1/320の抽選だと「1時間回して1回当たるか当たらないか」という確率となっています。

一般人からすればかったるいです。

そういう意味で甘デジ・ちょいパチを上手く運用できてない今のパチ屋というのは残念に思います。

客寄せ台を

まずは店に足を運んで貰わないと話にならないわけで、「低射幸性&粗利0」となる客寄せ台を用意する事から始めるべきだと思います。

でも業界に対する客の信頼度は0どころかマイナスです。

「フル攻略だと機械割100%ですよ」

とか言っても、もはや通用しません。

・店が粗利を取れない

・でも撤去出来ない

という新たなシナリオ(大掛かりな仕掛け)を考える必要があります。

業界の人からすれば
「そんな手の込んだマーケティングなんて面倒くさい」
と思うかもしれませんが、それくらいの事をやらないとダメな所まで来てしまいました。