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先週の話ですが、こういうツイートが話題となりました。

『電通の社員は世間を見下しやがって』
と炎上したわけですが、言い方はともかく、内容自体は何も間違いではありません。



CMなんて見た人が全員理解できるのが理想なわけですから、平均的な人が理解できるモノを作っていては駄目です。

ちなみに「偏差値40の人」ってどんな人を指しているのか、人によってイメージが違うと思います。

このブログを読んでいる人からすれば「Fランクの大学」の人かもしれません。

でも大学受験偏差値40というのは世間全体で見れば真ん中くらいだと思います。

Fラン大学の学生って、世間が思っている程、馬鹿ではありません。

「馬鹿=理解度が低い」と定義するなら、世間全体における偏差値40以下の人は「情報を理解するのがしんどいと感じる」人です。

基本的に新たな事を覚えようとしませんし、知ろうともしません。

そういった人に伝えられるメッセージ量(情報量)は少ないですし、見せ方の工夫が必要となります。

パチスロブログだってそう

パチスロ偏差値60の人がパチスロ偏差値50の人に理解して貰えるように書いたブログばかりです。

当たり前の話ですが、パチスロ偏差値50の人に解る記事を書いても半分は取りこぼします。

一部の解析サイトは意識して、多少レベルを下げた構成にしていますが、それでも十分ではありません。

ゆえに多くのユーザーはパチスロ動画しか見ないわけ。

もちろんレベルを下げた記事を作っても見て貰えなければ意味が無いです。

パチスロ偏差値が低い人は
概ね検索や情報収集スキルが低いため、
個人ブログなんてまず見つけてもらえません。

個人ブロガーがそれらの人向けに記事を書いても意味0で終わるでしょう。

その問題を解決するアイディアが出てこないので、スロットブログは何時まで経っても発展しません。

かく言うメタボ教授もアイディアが何も無いので、「読みたい人だけどうぞ」と好き勝手書いています。

そのため、ずっと2流ブロガー扱いなのです。

パチスロ業界もそう

パチスロは何だかんだで複雑すぎます。

一見簡単なように見えますが、何も解らない一般人がいきなり打てるものではありません。

そういった意味で一番敷居が低いギャンブルは宝くじです。

宝くじはパチスロよりもボッタクリなわけですが、それでも売れています。

パチンコ・パチスロの初心者向けの解りやすさは、ここ10年全く進歩していません。

例えばパチンコ屋の換金方法を検索した時に出てくるサイトは下記のようになります。

『パチンコ換金方法』グーグル検索順位

それではあなたが、パチンコを全く知らないという前提で、このサイトにある説明文を読んでみて下さい。

超パチ入門様より引用

パチンコで難しいことの一つがいつやめるかですが、最初は交換方法を学ぶ為に単発大当り終了後数十回転まわして大当りしなければやめる事をお勧めします。等価交換以外の店では「現金投資よりも持ち玉遊技の方がお得」ということを踏まえたうえでやめるか否かを考えてください。(等価交換に関して詳しくはよくある質問のコーナーをご覧下さい。)

一昔前のパチンコは見た目が違うだけでどれをとってもほとんど同じスペックでしたが、一部の新しい機種(CRぱちんこウルトラセブン以降)では内部的に確変(高確率だが電チューは通常時のまま)になっていてもそれが分からない台や、帯などで隠されていることがあります。大海物語・新海物語には全く関係ありませんが、変則的なスペックの機種を遊技する場合にはやめる時に注意してください。(詳しくはよくある質問のコーナーの「突然確変・転落抽選」をご覧下さい。)

やめると決めたら上皿・下皿を空にして、カードに残高がある場合は「返却」ボタン(このボタンはサンドではなく台に付いています)を押して、保留玉を消化したのを確認後、ナンバーランプを押すか手を上げるかで店員を呼びます。店員に「交換」と告げるか、両手の人差し指(もしくは両腕)で×印を作るジェスチャーでも交換の意味になります。店員を呼ぶだけでも上皿・下皿が空で客が立っていたらほとんどの店員は交換だろうと気付きます。(開店から1時間の朝11時までは交換出来ない店もあるので注意が必要です。)

ドル箱は全て店員が運ぶので気を使って持つ必要はありません。店員の前か後に付いてジェットカウンター(通称ジェット。アクセントは「ト」。計数機と呼ぶこともあります)まで行きます。(コースの中に立っていると他の客が通れないため、ジェットの所で待っていて下さいと言われることもあります。)ジェットカウンターに流すのも店員が全てやります。ジェットに全て流し終わると店員は「ありがとうございました。」と言って去って行きます。全部玉が流れた後にジェットを見ると「流した玉の個数」と「幾らになるか」と「余り玉」の3つの数字があり、「全部」と「余り」のボタンが光っているはずです。「全部」を押すと玉の数とバーコードを記載したレシート(紙)が出てきます。「余り」を押すとレシートに加えて玉が出てきます。

ここで重要なのは余り玉とは何かです。交換率が「42個で100円」の店の場合、ジェットに流した玉を42で割り切れない数字が余り玉となります。(例:42個100円の交換率で総数2000個の場合余り玉は26個となります。2000÷42=47…26) 「全部」を押して出てきたレシートをカウンターに持っていくと特殊景品と余り玉に相当する額のお菓子等をくれます。 ジェットカウンター「余り」を押した場合は出てきた玉を持って他の台で打つことができます。余り玉は100円分以上になることはありません。交換率が「42個で100円」の場合は最高でも41個です。

もう長いので途中で打ち切りましたが、初心者がこんな説明で解るわけないですよね。

でもこのページが検索順位の1位です。

2位以下のページも「ある程度パチを知っている人しか理解できない解説」となっています。

本当に何も知らない初心者にも解る説明をしているサイトが見当たりません。

僕もブログ開設時にパチスロ初心者講座を作って、かなり解りやすく書いたつもりですが、これでも不十分だと思います。

こういうものは個人ブログにまかせるのではなく、ホール団体側がきちんとした遊戯説明を作らないと駄目です。

表立って換金の事が書けないなら、どこか外部機関に発注すればいいと思います。

今回の電通のツイッターの件を見て「パチスロ業界も同じ事が言えるよなあ」と感じました。

遊技の解りやすさの向上は
規制とは関係ない部分で
まだまだ出来る事があるはずです。