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今回紹介する記事はパチンコドキュメント様の
「スマホゲーが食っているのはパチンコ市場」
という記事です。

もともとのソースがこちら

ライブドアニュース様より引用

「モンスト」岡本吉起氏 スマホゲームはパチンコ市場を食ったと語る

–「コンシューマーゲームの市場を食っている」という意識はありますか?
岡本
それはよく言われますが、僕は絶対に食っていないと思います。
コンシューマーのユーザーは、簡単にお金を出しません。

僕が「食ってるな」と思うのは、パチンコ市場です。

一回に何万円もお金を出すユーザーを抱えているのは、パチンコだけですよ。

ソーシャルゲームのユーザーは、もともとパチンコのお客さんだったと思います。
だから、僕らも、そこを意識して食いにいっています。グイグイ食い込んでいるので。
パチンコ業界は相当苦しいと思いますよ。

このモンストというゲームは以前このブログでも紹介しました。

モンストが新しい3店換金の仕組みを作りつつある事に気がついた



製作者はパチスロユーザーをしっかり意識していたわけです。

パチスロ業界にとっては
より深刻な状況だと言えます。

「ソーシャルゲームなんて金にならないじゃん」
と認識している人が多いですが、
それは間違いである事を上記の記事で説明しました。

開発者がパチスロユーザーを
意識しているのであれば、
記事で書いた新しい3点換金を
作る可能性は十分です。

ソーシャルゲームがパチンコを喰える理由

ただ、現状はソーシャルゲームにハマっている人も
「金にはならない」
と思ってプレイしています。

それなのにどうしてパチスロ業界の顧客を喰えるのでしょうか。

重要なのはパチスロとソーシャルゲームは全くの別物という認識です。

「どちらが面白いか」とか「どちらが射幸性があるか」とか実は関係ありません。

そこを比較して考える人は多いですが、
「金になる可能性がある分だけパチスロの方が上」
という結論に行き着きます。

もちろん間違ってはいなくて、
少なくともパチスロ好きは
「ギャンブル>>>ゲーム」でしょう。

でもここで重要なのは「パチスロ以外の娯楽も楽しむ」という点です。

ホールは24時間営業していません。

営業していてもお金が無いと遊ぶことが不可能です。

しかし、スマホゲーは24時間遊べます。

更にモンストは課金しなくても普通に遊べます。

そのためパチスロが打てない時は
スマホゲーで時間を潰す人が多く居るわけです。

客を奪っているのではない

つまり、スマホゲーはパチスロユーザーを「奪っている」のではなく「共存」しています。

彼らの言う「喰っている」というのはパチンコ・パチスロに使うお金です。

パチスロで勝った時に使うお金の選択肢として
「ゲームの課金」が加わるのは
容易に想像出来るでしょう。

しかし、重要なのはそこじゃ無いです。

スマホゲーがパチスロに使うお金を奪う『決定的な要因』が別に存在します。

それは

キャリア(携帯会社)決済やクレジットカードで課金出来ること

です。

例えばモンストだと「獣神祭」というガチャの当たりキャラ排出率UP期間が存在します。

開催日はキャリア決済やクレジットカード決済の締め日に併せて月2回です。

次の獣神祭は4月16日前後となりますが、クレジットカードの締め日は10日や15日が多いため、課金をしても支払いは6月となります。

手持ちが無くても課金は出来る便利さはありますが、6月に使えるお金が減るのは言うまでもありません。

本来パチンコで使うはずだったお金をスマホゲーが先に押さえてしまっている現象が起きるのです。

パチスロのコインサンドもクレジットカードやキャリア決済に対応すればスマホゲーにお金を奪われる事は無いでしょう。

今直ぐそうすべきです。

 

ぴーぽくん

まあ無理ですよね。

 

以前も言った通り、業界は大至急
「スロッターを取り込める」スマホゲーを作る必要があります。

ちなみに、最初に紹介した岡本吉起という人は元々カプコンに居ました。

そこから紆余曲折があり、
ソーシャルゲーム業界に来て
色々理解するのに3年かかったそうです。

それだけの時間的猶予が
今のパチスロメーカーに
残ってないかもしれません。