「努力は必ず報われる」とやたら努力を推す台です。
ワタミ会長の「夢」くらいあざとく感じます。そもそも我々スロッカスは努力をせずにお金を稼ぎたいからスロを打っているわけで・・・。
という事でパチンコ界の大正義である京楽産業が万を持してスロットに参入しました。
「良くも悪くも、パチンコメーカーが出すスロット台の粗さがない」
というのが打ってからの感想です。
おそらく実績のある下請けに出したか、なりふり構わず開発者を引き抜いたかのどちらかだと思います。
「推しメンチャンスは本当にチャンスなんだから」
この言葉が全てを物語っていますよね。それがゆえにパチンコAKB48の良さが出てないのが残念です。
パチンコのAKB48の良さは
「ギャンブルを無視してAKB48の歌を聞かす」
という点です。
パチンコ・パチスロ含めてホールで今現在最も長く使われている台は何でしょう?
それはアイムジャグラーですよね。
この台は当たった時にランプが光るだけ。液晶がありませんし、リールの出目も特出すべき制御はありません。
でもギャンブルはそれでいいのです。
パチンコAKB48も「当たったかどうか」という演出を程々にして、「いかにAKB48の歌を聞かすか」を考えた作りが逆に新鮮でした。
そういう視点で見ると今回のパチスロ台は至らない点が多いです。
音響設備が悪いのは仕方ないとしても、擬似ボーナスを引いてしまうと重力シンパシー公演が他の台とシンクロしなくなるのはどうかと思います。
あとARTを「神曲ラッシュ」と銘打ってAKB48の曲を流していますが、それなら共通ベルを引いただけで煽りカットインを出してはいけません。
レア役を引いたら煽るのはスロット台の基本ですが、新規参入メーカーがそれに囚われていたのでは駄目だと思います。
あと下皿も残念です。箱に入れる時にこぼしやすくなっています。かといってデザイン的にも平凡。大一を見習って欲しいです。パチスロの下皿だけなら既に天下を取っています。
それはスペックです。
擬似ボーナスを引ければ約50%の確率でART「神曲ラッシュ」につながります。
パチンコAKBだとその50%を外すと(´・ω・`)ショボーンとなりますが、スロの場合は128ゲーム以内に結構な確率で擬似ボーナスを引き戻せます。
出玉性能はレア役からの直乗せが弱いものの、ARTと擬似ボーナスが女気ループしだすと必然的に破壊力抜群の上乗せ特化ゾーンが絡むのでお祭り状態になります。
ARTの初当たりがAKBの2倍近く重たいだけの男気ループ台なんて必要ありませんでした。
設定1のホール割が95%以下のゴミART台は全てAKB48に置き換えて欲しいです。
パチスロで勝つために意識しないといけないのは設定1のスペックだと私は考えているので、AKB48は神台認定でいいと思います。
しかし、これを神にしてしまうとコンドル様は何とお呼びすればいいのか困りますが。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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