知ってた(^o^)
の一言で片付く話ですが、警視庁はパブリックコメントを受け予定通りの規制強化を実行するそうです。

 警察庁は24日、ギャンブル依存症対策の一環として、パチンコの出玉を現行の3分の2程度とする規制強化を決定し、風営法施行規則などの一部を改正した。来年2月1日から施行し、3年間の経過措置期間を設ける。
具体的には、標準的な遊技時間(4時間)でパチンコ玉の獲得総数を発射総数の1.5倍未満とする新基準を設け、大当たりの上限も現行の2400個から1500個に引き下げる。これにより、4時間の客のもうけを現行の十数万円から5万円を下回るようにする。パチスロなども同水準とする。
同庁は「もうけが減ることで、負けた分を一度に取り戻そうとのめり込むリスクも減る」と説明している。
また、パチンコ店の店長ら管理者について、施行規則で定める業務に、依存問題に関する客への情報提供などを追加する。
同庁は7月、改正案を発表し意見を募集。1万4838件が寄せられ、「昔ながらの健全な大衆娯楽となる」「(賛成の立場から)より厳しい内容とするべきだ」といった賛成意見と、「客離れが進み、パチンコ屋、遊技機製造業者などの経営が苦しくなる」などの反対意見があった。

出典:時事通信様より

待て待てオイラの意見はどうしたの?

パチンコに関するパブリックコメントを募集していたので書いてみた

依存症の定義がちゃんと出来ていないのに、警察が依存症対策とか言っているのは何処から金を貰ってどんな利権が絡むのですか?

というのを説明する必要があります。



オイラの意見を無視するとはけしからん(# ゚Д゚)。

取調室
警察「話を聞いてやるから取調室まで来い」

と言われそうなのでヤメておきますが、まあ世の中こんなもんです。

 

これに関連して、パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新様の
パブリックコメントまでの経緯まとめ-全日遊連はどのような要望を出したか?
という記事には、全日遊連が警察に対して「依存症対策と出玉規制の関連性」についてツッコんだ文章が掲載されていました。

警察への質問

この部分をツッコんだだけでも大きな前進だと思います。

警察は公式に回答すべきですし、今回のパブリックコメントの書き込みも全て公開すべきでしょう。

そうじゃないと税金を使ってまでやった意味はありません。

 

メーカーは何やっているの?

昨日こういう記事を見ました。

日工組社会安全研究財団内に設置された「パチンコ依存問題研究会」が8月24日、都内千代田区のグランドアーク半蔵門において「パチンコ・パチスロ遊技障害全国調査 調査報告会」を行い、いわゆる「パチンコ依存」を科学的に測定する新しい尺度「パチンコ・パチスロ遊技障害尺度(PPDS)」を用いた調査の結果、パチンコ・パチスロ遊技障害となっているおそれがあると推測される人が国内に約40万人いると推計した。

研究会は牧野暢男氏(日本女子大学名誉教授)、河本泰信氏(よしの病院 精神科医)、坂元章氏(お茶の水女子大学教授)、佐藤拓氏(成瀬メンタルクリニック院長 精神科医)、篠原菊紀氏(諏訪東京理科大学教授)、西村直之氏(リカバリーサポート・ネットワーク代表理事 精神科医)、石田仁氏(日工組社会安全研究財団主任研究員)の7名で構成。お茶の水女子大学ワーキンググループとともに、平成25年から新しい尺度の開発や調査活動などを行ってきた。

今回の全国調査は平成29年1月から2月にかけて実施。無作為抽出によって全国の18歳から79歳までの男女9000人(パチンコ・パチスロをしない人を含む)を対象に行われた。有効回答数は5060票(56・26%)。

パチンコ・パチスロの遊び方や向き合い方などを聞いたアンケート調査の結果をPPDSに当てはめたところ、直近1年間でパチンコ・パチスロ遊技したことのある582人のうち、0.4%にあたる21人が「軽度以上のパチンコ・パチスロ遊技障害を有するおそれのある人」に該当することがわかった。これを日本の人口に当てはめると推計39万9799人。
出典:遊技通信WEB様より

それで、パチンコ・パチスロ遊技障害尺度(PPDS)というのが、どういうものか調べたのですが、


日工組HPより)

心理尺度集を編集した質問紙を回答させただけです。

僕が大学に居た頃ですら、学部生の卒論レベルの調査内容ですが、精神科医とか大学教授とか楽な商売ですよね。

100歩譲ってこの心理尺度を使うにしても、
・職業
・年収
・家族構成
・休みの日の数
・参加回数と1回あたりの参加時間
・誰とパチ屋に行くのか?
・入店時の財布の中身
・1回に使う投資上限
・1ヶ月にパチンコに使えるお金
・遊技レート(1パチか4パチか5スロか20スロか)
・遊技機種(MAXか甘デジかノーマルタイプかART機か)
を尺度に紐付けた上で分析しなければ、何の予防策も提示出来ません。

メーカー側は今頃になって、何をやっているのでしょうか。

こういうツイートを見ました

カジノ法案の審議においてギャンブル依存症の話が出て来るのは仕方ないですが、法的に全く関係がないパチンコの話をするのは本来おかしいです。

関係あると言うのなら風営法の枠組みから外れてカジノ法案の枠組みに入るよう業界は主張すべきだと思います。

毅然とした対応をしないと、将来に大きく関わる局面です。

危機感を持って欲しいと思います。