先日、パチンコ屋の裏話 現役店長楽太郎のお部屋の楽太郎様が「新台カイジの釘のバラツキ」について問題提起されていました。
カイジ、無調整(納品ゲージ)での初日だが、自店ではデータのばらつきが大きい。通常ベースで一番低い台は29.55で一番高い台は35.78。回転率も5.05~5.83の幅(千円4.86回分の差)。ベースに関しては左肩入賞口のサイズが0.02程度ばらついていたので、これが原因だろう。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月4日
1台40万も50万もする台なのに、ここまで偏りがある事に驚きです(ストロークの差など打ち手によるブレもあるのでしょうけど)
警察から指導を受けるリスクも生じます。
おそらく、釘確認シートでのチェックが厳しいエリアだと、お店とメーカーとで揉める可能性もあるのでは?大量導入店舗だと、相当個体差があるものと推察します。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月4日
関東圏の知人とカイジの納品ゲージのばらつきについて連絡をとったが、やはりベースで7違う(30以下の場合もあり)、分間Sで0.8違うなど事例あり。またガラスがハマりにくかったという事例もあり。西陣の織田信奈もベース30以下があるなど、個体差の報告があった。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月4日
ただし、私見では、仮に本件でメーカー側と揉めてもこれらはホール側に不利になる。ベース30以下だろうが、釘確認シートとのズレがあろうが、全てにおいて。理由としては、納品時に釘確認シートの通りに納品されたとして受領しているから。納品時に全台にシートを当てて検品するなり
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月4日
ゲージ棒で計測して見せてばらつきを指摘でもしなければ、「後から何言ってんの」的な対応にしかならないだろうから。最悪の場合、私がこのような発信をする事自体がメーカー側にとっては営業上不都合な行為として問題になるのかも知れない。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月4日
カイジは販売台数が多いから話題になるだけで、事実として西陣でも同じレベルのばらつきがあった。なので高尾に対してだけどうこう言いたい訳ではないが、打ち手の皆さんには、データ上の大きな個体差は必ずしもホール側の釘調整によって発生している訳ではないと、頭の片隅にご記憶願いたい。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月4日
道義上はメーカーが悪いのですが、法的にはホール側に責任があると考えられます。
ツイートに書かれている通り
「納品時に全台にシートを当てて検品するなりゲージ棒で計測して見せてばらつきを指摘」
する必要が出てくるはずです。
そもそも、釘シート自体が正しく製造されているとも限りません。
「保通協を通したゲージ」と「釘チェックシートの配列」が異なる可能性も否定出来ないです。
風営法を正しく運用するなら、本来は「釘チェックシートの認証」まで保通協が責任を持ってやるべきでしょう。
現実的な話
行政は何もしてくれない以上、ホールが出来る事は一つだけです。
正しく製造出来ないメーカーの台は買わない
どんなリスクが眠っているか解りません。
打ち手だって「高尾という名前を見て敬遠する」人が居ると思います。
カイジ4、ゲーム性は面白そうだから打ってみたいですが、高尾という時点で、僕はパチンコ台と認めていません。
それくらいボッタクリのスペックしか出さない会社です。
導入からのホールデータは下記の通りだそうです。
カイジ設計値。ビッグデータ上では稼動40000個水準、台売上65000円水準、台粗利20000円水準、出率90%水準、千円20.90回水準。 pic.twitter.com/TPLOtWyJQU
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2018年6月6日
一般ユーザーでも見られる、サイトセブンの出玉評価も高尾の定位置です(初日から連日最低評価)。
釘のバラツキが大きいから、どんなブレ方をしても回収できるように、あえてボッタクリ仕様にしているのだと思います。
こんなメーカーでも「2021年に向けての入れ替え需要」で生き残れてしまうのが、残念で仕方ありません。
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うちのグループ店でカイジを大量に入れた店が無いので、そこまで気になりませんでしたが、この機械が最初からボッタクリ仕様なのはスペックを見ただけで判ります。
と言ってもボッタクリ仕様なら回せば良いんですがね。
でも、釘の事を言われると過剰に開ける事も出来ないと言うのは何だか寂しくなりますね。
少し話は変わりますが、最近は自作自演の事前煽りを入れてからの営業が流行っているようです。
高尾のカイジ時速3万発、オリ平のルパン純増5枚、等々…
真北斗無双2の煽りも聞こえてきました。
駆け込み間に合わせで保通協通した機械と、そうでない機械の分別は結構重要になってきています。
ホール側もメーカーに騙されないように心掛けないといけません。
特にこういう規則変更等があると、嘘や数値を出さない等の事は平気でやってくるのがメーカーです。
全て自分で計算し直してスペックを理解する事が必要な時期です。
大元のメーカーからの情報が出鱈目だとお手上げですがね。
メーカーも偽解析でユーザーを騙すだけではなく、ホールに騙して売ろうとしていみたいですね(´・ω・`)。
嫌でも2021年までに買わないといけない台もあるので、強気なんでしょうが、何のための規制なのか警察含めてもう一度話してほしいです。
高尾は超エナ台や、チョロ打ちで死ぬほど回る台をたまに出すので好きなんですけどね
演出?なにそれ金になるの?
チョロ打ちで回るのもあるのですね(^o^)勉強になりました。
高尾は演出バランスはクソですけど、そのクソバランスがたまに楽しくなります。あと、良いアニメ版権が案外あったり。
でも非等価ボーダー24とかの台が店では16とかで置いてあるわけですから、貯金箱にしかなりませんよね。お金の出せない貯金箱ですが。
高尾のくせに生意気だぞ(^o^)という版権がありますよね。
近年は高尾の台を打つ事はなくなりましたが、少なくとも昔は演出とかゲーム性とか悪く無かったので、勿体無いなあと思っています。
スペック辛いから客離れが早いのか、この件が原因かは分かりませんが、中古機の下落が凄いですよね。
代替機問題があるのにこれですか。
まさに「因果応報っ…!!」「天誅っ…!!」
ユーザーこそ正義、いい時代になったものだ…そう思います。
すいません言い過ぎましたm(__)m
打ってないので何ともいいようがありませんが、2CHには「小当たりラッシュ中の爽快感が無い(転落演出がよく来る・球がよくこぼれる)」という意見を目にしました。
高雄は昔から辛い台を作るのが伝統らしいですよ
以前ぱちメーカで仕事してたときに見た、メーカ間での打ち合わせ議事録(日工組か何か)に
某メーカ「相変わらず高尾さんとこの台辛いですよね~」
高尾「そうなんですよ~」
的な発言が載ってて
「認めるんかいっっっ」って思わず突っ込んだ記憶があります笑