今回はこちらの記事について
「食えなくなったらコンサルティングという形でノウハウを売って一稼ぎ」
は詐欺師の王道ですが、パチンコ業界でも例外ではないでしょう。
「サクライターさんも食えなくなったら、コンサルを始める」と過去に書きました。
ついに来たか・・・といった感じです。
がくふたさんが「スロパチユニバーシティ」を出すのは、遠い未来の話じゃ無いのかもしれません。
適当なコンサルに騙されるな
ちょっと前にこういう言葉が話題となりました。
自分の成功体験を伝えるのは危険 pic.twitter.com/XTSOC1Ljl4
— 凍結され太郎 (@Story_terrorV2) 2018年7月11日
「自分がこうだったから、子どもたちもこうだろう」ではなく、
「自分はこうだったけど、子どもたちもそうかな?子どもたちはこうだろうか?」
自分がそうだったから、そうだろうという感動の再生産はただの押しつけでしかなく、人の成功体験が一番人の目を曇らせる。
これは全ての分野に通じる部分があります。
世の中の成功者の何割かは「たまたま成功しただけ」の人です。
そういう人にコンサルして貰っても成功しません。
基本的には「繁盛店から学ぶ」ケースが大半のはず。
しかし、チャレンジャー幸手店のひげ紳士さんなど
「凄すぎて他の店舗じゃ真似出来ない(再現性が低い)」
といった事例もあるでしょう。
繁盛店のノウハウが自店舗で通用するのかどうかは、自店舗の事をよく知っている人が判断すべきです。
外部の人間に頼り切るのは危険だと思います。
データの重要性
もちろん全てのコンサルを否定するつもりはありません。
パチ業界だって素晴らしいコンサルティング会社は沢山あるはずです。
個人的にコンサルティングで最も大事なのは
「データを沢山収集しているかどうか?」
だと考えます。
例えば僕がブログを運営するのに一番重要視している判断材料は何かご存知でしょうか?
それはグーグルアナリティクスのデータです。
成功しているブロガーさんの99%はそう答えると思います。
みんな言っている話ですけど
「ユーザーの意見は聞かない」
というのは基本中の基本です。
意見を聞くのではなく、行動を見るのが正解となります。
理由はシンプルで、意見を言わないユーザーの方が圧倒的に多いからです。
そのため、僕は匿名さんからのアドバイスやクレームは一切聞かないようにしています(記事に関係している御本人様からのクレームはもちろん対応いたしますので、遠慮なくお申し付け下さい)。
アンケートも取りません。
大事なのはアナリティクスの数字です。
数字が悪ければ「満足して貰ってない」と判断して改善する、その繰り返しとなります。
コンサル業に必要な事
いちおうブログ界隈だと僕は成功している部類です。
じゃあブログのコンサルティング業が出来るか?と言われれば微妙だと思っています。
それは最初に書いた通り、
「僕が成功しているのも、たまたまである」
という可能性があるからです。
ちなみにブログコンサル業をやっている人はコンサル生がやっているブログのアナリティクスデータを保持しています。
それを見てコンサル自身も勉強するわけです。
数十・数百のブログのリアルタイムデータを持っていますので、外部環境の変化にも対応出来ます。
この差はとてつもなく大きいです。
コンサルティングって本来そういう性質のモノですから、一朝一夕で出来る商売ではありません。
パチ業界のコンサルやセミナーはどんどん増えていますが、それはおかしな話です。
独自データを持っているコンサル会社に一極集中するのが本来の姿だと思います。
とは言え、こんな話をユーザー側であるメタボ教授が言っても、説得力は薄いです。
でも今のコンサルティングが間違っているからこそ、前年比マイナス10%の成長が続いています。
じゃあ何処が間違っているのか?
それはデータを見ないと解りません。
ただ、「ダイコクSISなどのメジャーデータだけでは正解が見えないから迷走が続いている」と個人的には考えています。
「不足しているデータを集める」
のが今求められるコンサルの仕事のはずですが、業界関係者の方々はどう考えているのか聞いてみたいです。
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ダメなホール側がコンサルに求めるのは「即効性が強い強烈な劇薬」とよく言われてますがどうなんでしょうね。
実際に低貸しメインのホールが薄利多売の方針で運営してうまく軌道に乗ったのに社長が変わってコンサルという注射を入れた途端に客が吹っ飛んだ店もありました。私の知人のホールでしたがコンサルの指示で一回16万円だかの無駄な研修をさせたりホール経験者を中途採用しまくって中身がガラっと変わってしまい今まで支えてくれた社員を蔑ろにするような状態にしてしまい結果、バイト・社員が大量に辞めていく事態にまで発展しボロボロになった店もありましたからね。
今もまだこのホールありますけど中途採用の店長の考えが古臭すぎて運営が右往左往しており売り上げもボロボロだそうです。
個人的意見ですがコンサルはあくまでもサポート役で教授さんの言うようにデータとして扱う方が正解だと思います。
データに基づくアドバイスしか信用しては駄目なのですが、パチ業界はそのデータすら足りてないから、いちいち迷走している事に業界は気がついて欲しいと思います。
ホールとしては即効性があるものが欲しいでしょうけど、現実的にはなかなか難しいでしょうし・・・。
コンサルで成功というと、高尾の元名古屋支店長の業界大魔王こと庄田くん思い出すなあ(棒)
責任は営業に押し付けて表向き退社になってるけど、未だに顧問やってるから大成功やね!
親から会社受け継いだボンボン社長騙すのもコンサルタントの実力ということかな?
ありがとうございます。
業界大魔王さんサンセイの出身で本職はコンサルか何かだったと思いますが、未だに高尾に残っているのはドン引きです(´・ω・`)。
私の住んでる田舎は景気も良くなくご老人で支えられてるような店が多い様な感じですが、店がやってる事は都会の真似事の来店と取材イベだらけですからね。
店で客層や稼働する機種(以前とかならマイナー機種でも常連には人気というのはありましたよね)も違うんだから、下手に外部の人間に頼る前に店長自ら物事の原因を探るべきと思うんですけどね。
なんか導入する台も「余所で流行ったから」みたいな感じで導入するパターンがあるけど、あれも誰かの入れ知恵なんでしょうか…それその店じゃ無理ですからって感じる事が多々あります。
今のお店って我が無いというか、いいように外部に食われてませんか?
業界の方々にはサクライターを殆ど呼ばないダイナムをどう思っているのか聞いてみたいところです。