サミー渾身の新システム「GRT」を体験して来ました。

といっても昔懐かしのリングにかけろ1のリプパン回避式RT機です。

回避の手順は、「白ナビが出たら左・中・右の何処かに白7を目押しすればOK」という優しい仕様となっています。

 

最初打った時は「ベルが揃うのにどうして白ナビ?」と思いましたが、ベルと1枚役(パンク役)を重複させる事により、通常時に1枚役を狙っても割が上がらないような作りになっていると解釈しました(間違っていたらゴメンナサイ)。

昔のリプパン式よりかは気軽に打てるのがGOODです(5号機初期を知らない人からすれば、かったるいかもしれません)。



ただ、スペックはどうかと思いました。

詐欺ーは「RT純増0.2枚」と言っておりますが、そんなに増えません。

増えないどころか「減って終了」も何回かありました。

BIG引いても200枚切って通常に戻ると、いたたまれなくなります。

サミーは「RTでボーナスをチェインして増やして下さい」と言っておりますが、スーパーBIGは1/936であり、殆どが200枚BIGと70枚のREGです。

モリモリ増える感覚がありません。

間延びした沖ドキです。

 

RTが150Gもあるので、前半ボーナスが当たると引き損感もあります。

ボーナスが1/200と軽いので、あんなに長いRTを付ける必要は無かったと思います(初代リンかけはボナ合算が約1/300)。

BIG後はRT100G、ボーナス確率も1/250くらいにして、獲得枚数を増やした方が良かったはずです。

 

通常時の作りもイマイチピンと来ませんでした。

正直前作のコードギアスR2もそんなに打ってないですし、初代が出た時期もハイエナバブルのピークでしたから殆ど打っていません。

そのため、「演出の流用」というのは正直よく解らないのですが、流用が無くても「手抜きだなあ」と感じました。

それと「ギアス目」と「滑りギアス目」を分けた理由や、RT中に押し順でギアス目を出す確率を制御する理由がよく解りません。

おそらく演出的な意図があるのだと思いますが、解析値を見ても「何がしたかったのか?」理解出来ませんでした(打ち込めば解るのかもしれませんが)。

評価は辛いが出玉は甘い

パチスロ2CHまとめの方でも紹介しましたが、

コードギアスR2C.C.は割が甘くて店が赤字らしい

出玉率的に甘いです。

サイトセブンでの比較で言いますと、初代まどマギにおけるタイマー状態の甘さに匹敵します。

この出玉評価が続くと仮面ライダーの再現となりますが、流石にそれは無いでしょう。

 

ベタピンボッタ店のグラフを見ても、ある程度気軽に座れる台だと思います。

近年だと偽物語のノーマルが甘かった印象ですが、マイホ(ボッタ店)は稼働があるのに撤去しやがりました。

この台も稼働が付いているのに早期撤去するような店は、そういうものだと判断したいです。