先週の話ですが、こういうツイートが気になりました。
あと、この業界のライター、演者の違和感って、やはり業界外へ発信が無いとこかなーと。業界が盛り上げる!とか言うなら、パチンコの魅力を伝えてほしいね。他業界の媒体とかに出るときは、せめてJRAは土屋太鳳とか使えて羨ましいって言うけど、まずはイメージかな?でないと芸能人も近寄らない
— 球貸業 (@tamakashigyo) 2018年12月9日
前半部分は以前語った事なので置いておいて、後半部分も重要な意見です。
「イメージを改善しないと(ちゃんとした)芸能人も近寄らない」という現状を知ってほしいと思います。
ホールがいくら金を積んでも、パチ業界のイメージアップになる芸能人は仕事を受けると「イメージダウンになる」わけです。
マルハンのジャンレノみたいに「パチンコが何たるかをよく解ってない外国人をCMに使う」のはアリですが、あくまで飛び道具だと思います。
ちなみにJRAも昔からイメージが良かったわけではありません。
今でこそギャンブルの中ではトップのイメージの良さですが、昔はパチンコと全く同じ立ち位置でした。
JRAがブランドを上げた方法
JRA(日本中央競馬会)が取った施策として、
・新聞社と放送局と鉄道会社の名前を使わせていただくようにお願いした
というのがあります。
例えば昨日行われたG1朝日杯フューチュリティステークスは朝日新聞社の冠レースです。
しかし、朝日新聞社はスポンサー料を一切支払っていません(トロフィーなどの副賞の提供だけ)。
朝日杯の創設の経緯は下記の通りです。
WIKIより
当時騒擾事件が頻発していた競馬のイメージ改善を図るため、競馬ファンであった朝日新聞編集局長の信夫韓一郎に社賞の提供を持ちかけた。
(中略)
朝日新聞記者で当時父親が同社企画部長を務めていた遠山彰によれば、当時は社内でも競馬を社会悪と見なす意見が多く、この件が諮られた部長会では激論が交わされたといい、遠山は「父は当然賛成に回ったが、反対派を説き伏せ、決断を下したのは、役員でもあった信夫だったろう」と推測している。「新聞社の名がつく競走ならば競馬の社会的信用も高められる」との考えから、競走名は「朝日盃三歳ステークス」とされた。戦前から競馬を敵視しつづけた朝日新聞社が競馬を大衆娯楽・スポーツと認めたことは他の大手マスメディアを刺激し、1955年までに読売カップ(読売新聞社)、毎日王冠(毎日新聞社)、東京新聞杯(東京新聞社)、NHK杯(日本放送協会)、日本経済賞(日本経済新聞社)、産経賞オールカマー(産経新聞社)といった競走が次々と新設された。
JRAは朝日新聞に限らず、当時の優良企業に頭を下げまくって名前を借りたと言われています。
そのため、スポンサー料を取ってないのが現状です。
今のJRAならお金を払ってもレーススポンサーになりたい企業は沢山あるはずですが、募集はしていません。
もし仮に新興企業にレース名を開放すれば「不祥事や炎上でJRAのブランドが傷つく可能性があるから」だと考えられています。
Mリーグも過去記事で
「印象が悪い企業ばかり集めても意味がないよね」
「ちゃんとした企業の協賛を得られてからやるべき」
と酷評しましたが、開幕直前になってリーグ戦の冠スポンサーとして大和証券を取り付けました。
Mリーグからすれば大和証券という名前はスポンサー料0どころかお金を支払ってでも欲しい冠です。
といった感じで、怪しいパチンコ業界だからこそ、お固い企業の冠は滅茶苦茶効果があります。
固いイメージのある企業は
新聞・放送・鉄道・ガス・電気・建築・通信・金融
など探せばいくらでもあるでしょう。
じゃあどうやって提携するか?
というのは非常に難しい話です。
Mリーグみたいにノーギャンブル(NO景品交換)は現実的に無理かと。
まずは風営法・景品表示法などの法令遵守を徹底しなければいけません。
具体的に挙げると
・封入式遊技機移行で釘曲げ行為の完全排除
・景品表示法に抵触するサクライターやイベント会社を完全排除
・不正取引や景品表示法違反を行うメーカーも排除
はすぐにでも取り組むべきです。
お固い企業が食いつくアイディアも必要ですが、それについてはパチ業界が最低条件をクリアしてから見えてくる話になります。
ちなみに
昨日こういうツイートを見ました。
何をしてもこう言われてしまう風潮を変えるにはどうしたらいいと思います?ぼくはこういう、ステレオタイプな見方しかできない思考のがゾッとしますが。 https://t.co/RqHRMD5Aab
— 大崎一万発 (@manpatsu) 2018年12月16日
ギャンブルに対する捉え方は概ね2種類に分かれます。
「ギャンブル=悪」
「ギャンブル=娯楽」
の2つです。
「ギャンブル=悪」
というのは言い換えれば
「ギャンブルは射幸心を煽る行為であり、労働意欲を低下させ、健全な風俗を阻害する」
という考え方なので、それを否定したり認識を改めさせようとするのは無理ゲーです。
競馬だって、「動物虐待だ。けしからん」という人を完全論破するのは不可能ですから。
「ギャンブル=娯楽」
と理解がある人だけ取り込む事を優先すべきです。
パチンコ遊技人口はかつて3000万人居ました。
宝くじやTOTOも含めた公営ギャンブルのユーザー、仮想通貨などのユーザーも考慮すれば、
「ギャンブル=娯楽」
という認識を持つ人はおそらく全人口の3割~5割くらいと見ています。
潜在的な顧客の数はそれだけ居れば十分です。
反対側の人は見込み客じゃないですから、相手にする必要はありません。
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「日報」みたいな事にこちらはならないと確信しました
頑張って下さい
ありがとうございますm(_ _)m。
日報さんがどんな状況かよく解りませんが、出来るだけがんばります。
パチンコ業界のイメージアップなんて、無理でしょう。
そもそも、肝心のパチンコ屋がイメージアップを求めてないように思います。
自店のイメージアップには熱心になるかもしれませんが、他店も含めたイメージアップなんて、考えてないでしょうし。
まぁ法令は当然、遵守するとして、その上でイメージアップする方策は?というと、、、。
パチンコ屋に出来る事は、あまり無いというのも現実なので、動けないのかもしれませんがね。
あと、ライターや演者は、パチンコ業界のことを過度に持ち上げるのは、控えた方が無難でしょう。
派手な事をやったり、言ったりすると、お上に目をつけられるだけで、何も良い事は無いのでは?
いつも僕の記事を否定する書き込みしかしてませんけど、ただ荒らしたいだけなら自分のブログかSNSでやって下さい。
現実社会でも否定する事しか脳が無い人って嫌われますよね?
あなたが言うのか。。。
じゃあ、誰が言っていいのですか?
イメージアップについては個人的に「なぜパチンコ業界が嫌われるのか」をもっと真面目に、細部まで突っ込んで考えて欲しいとも思っています。
業界を形作っているのが組織や慣習であるなら、その構成の最小単位は人間です。そしてパチンコ業界に染まれば染まるほどロクな人間がいなくなります。
例えば、勝手にアニメキャラの画像を拝借して
「ちょっとぐらい良いだろう」「怒られたら止めればいい」
と商用利用するなんて日常茶飯事です(何をするにもこの思考です)。
今どきのまともな企業ならこんなことは絶対にやらないのですが、そうした感覚が欠落しているのです。
この業界の成り立ちに起因するのかもしれませんが、とにかく「○○だから嫌われても仕方がない」と思考停止して、周囲の目を全く気にしない人が多すぎます。周囲の目を気にしない人は当然マナーも悪くなりますので、結果嫌われます。にもかかわらず扱うお金だけは一流企業並みですから、イメージが良くなるはずもありません。
ライター演者取材屋さんを見ていると、類は友を呼ぶのだなぁとつくづく思います。
とりとめもなく書き連ねてしまいましたが、パチンコ業界のイメージアップを図るのであればそういう個人レベルでの意識改革もまた避けて通れないように思います。外部の血をどかどか入れないと変わりようもなさそうですが……。
おっしゃる通りですね(・∀・)。
法令遵守とモラル改善が出来て初めてスタートラインです。
そのスタートラインに立つ見込みが無いので、僕は安易に「業界を盛り上げたい」とか言わずに、悪しき連中が滅びるのを待ってます。
今現在外の世界からやってきているのは小者の詐欺師ばかりなので、本当に大きいビッグウェーブが外から来れば、僕も動くかもしれませんが、それまでは現状維持で細々とブログを更新するだけです。
お上に命令されるより前に自分たちで取り組むべきなんですよね。
一番足りていないのは何か。と考えれば人材・教育であることは明らか。
弁護士や行政とも相談して、店舗責任者に一定のライセンスを課すような仕組みを作るべき。違反すれば即ライセンス取り消しになるような。
そうやって人材のレベルが上がれば、安易なイベントに頼らない
集客アイデアも出てくるようになると思います。
ユーザーの金の流れを考えると、ご指摘通りホールから変わらないといけないのですが、実際は短絡的で目先の事しか見えてないので、そこを組合で何とかしないと駄目なのですが厳しいですよね。
パチンコ業界が過去に「爆裂連チャン機、4号機ATや裏物」で社会問題を起こしてる以上は何かと叩かれるのも仕方ないとは思います。
既に止めた2000万人の方や身内がパチンコに、はまり過ぎてトラブルに巻き込まれた人は良くは言わないでしょうね。
記事内のツイートも、もしかしたら過去に遊戯されてた方なのかもしれません。
過去に自分が痛い目に合ったから「パチンコ=悪」として認識してるのかなと。
単に遊戯した事が無い人に無料で遊ばせるだけでなく、店内景品を産直野菜や近隣のお店からの持ち込みで適切な価格で景品交換させたり、空いてる駐車場は予約制で屋台やイベントスペースとして無償で貸し出したりすれば地域貢献になるのではないのでしょうか。
極端な話打たない人でも行きたいと思わせたり、貸玉を借りて即景品交換させる位の魅力を持たせたりとか出来ないのかなと、 そうして地域に根付いてパチンコ屋が無くなったら困るって住民から言われる位の存在になれば…規制とか知らないから好き放題書いてるだけですけどね。
そういう新しい取り組みのお店が出来て来たら、やっとパチンコ屋も変わったなって言われるかもしれませんよ。
おっしゃる通りで、パチンコをヤメた人がアンチになっている可能性がある以上、遊技人口を減らしているだけではなくアンチを増やしている可能性も高いので、罪深いですよねえ(´・ω・`)。
一般人の僕チンの認識ですとパチンカスも競馬も大差ないですよ
マシな印象あるのは宝クジぐらいですね
宝クジ偶に買ってますと言っても大して変なイメージは持たれませんが
パチンコやってます競馬やってますと人に言えばドン引きされる事も良くあると思いますね
宝くじや相場関係は知識がない人からすればギャンブルとして認識してないので、その差は超えられないでしょうね(・∀・)。