よく解る店選びの基準その2:店の方針を知ろう

今回は店側の対策についてお話します。

閉店から翌朝の開店までの時間は「店側のターン」、いわば打ち手には解らないブラックボックスとなっています。

近年は「宵越し天井狙い」が立ち回りの主軸として機能していましたが、ここ1~2年で厳しくなりました。その原因は店側の対策にあります。

ベタピン放置店が本当に放置せず
「少しでもハマッた台はリセット」
する事により更なる利益を追い求めるようになりました。



これは
「リセットすると朝一打ち手側からして期待値プラスの状態」
という台が少なくなったのが一つの原因だと思います。

それだけには留まらず、バイオハザード5のように設定変更後の恩恵が強い台でもリセット後に店員が100ゲーム回す極悪店もあります。

店がどの基準でリセットをするか?
を調べなくては宵越し天井狙いをすると痛い目にあうのが実状です。

店のリセット傾向を知ろう

基本は大当たりデータを見て判断しましょう。
見るべきは128手前の解除振り分けが高いモンキーターン型タイプです。
今だとAKB48となります。

見るべきところはたった一つ、朝一当たったゲーム数だけです。
AKB48はARTタイプで待機ゲーム数があるため130~150ゲームで朝一ボーナスに当選していれば変更濃厚となります。
そういう台が多ければリセットを多用していると考えましょう。

あと全ての台においてそうですが、朝一最大天井まで行った台もリセットの可能性が高くなります。

最近はART(AT)後即ヤメが正解の台が多くなっているので今のうちにマイホの傾向を調べておきましょう。

変更を簡単に見抜く事が出来る特殊な台

店の変更判別の傾向を調べるのに使える台は過去には沢山ありました。
代表的なのはNETのシンデレラブレイドでしょう。

設定変更するとメニュー画面にある「本日の大当たり回数」がリセットされるので、当日の大当たりゲーム数と一致しなければ据え置き濃厚です。

NETの最新台である「スゴスロ」にはそういう機能がありませんが、設定変更されれば朝一はマップの一番下から始まります。
据え置きならマップも進行具合も据え置きです。

それとリセット判別の話題をする際には「鬼浜爆走紅蓮隊-友情挽歌編」を取り上げないといけません。

この台を簡単に説明すると

  • 朝一デモ画面でBETランプが消灯していたら設定変更濃厚
  • 逆に点灯していたら据え置き濃厚

となっています。

リセット台を打てばそれなりに期待値があるので、変更かどうかの情報は凄く重要です。
もちろんその情報を知ったホール側は対策しています。

朝一デモ画面ではなく屋上ステージなら対策済みです。

この変更判別の情報は2013年5月の上旬に流れました。
その時調査した所、自分の稼働範囲では半分以上の店は2週間のうちに対策をしています。
そこから対策済みのホールが増えていき、
お盆を過ぎた頃には一部の過疎ホールを除いて対策が完了しました。

まだ20スロで置いてある店も多くありますので見かけたらチェックしてみて下さい。

2014年における店側の反逆計画

それはズバリ朝一即前兆です。
最近だと慶次(AT)やサミー系特定機種にある「設定変更後朝イチから騒がしい」台です。

だから全リセ店なら朝一カニ歩きが美味しいと考えがちですが、それが無駄銭である可能性もあります。

これらの台は変更後「ガックン」するので、店側としては当然対策をします。
具体的には設定変更した後に1ゲーム回してから電源を落とすわけです。

でもその1ゲームを回した時に即前兆などアツイ演出が発生した場合どうするでしょう?
もちろん設定をもう一回変更するか、その前兆の当否を確認するまで打ちますよね。

つまりパチンコの朝一ランプと一緒で期待値プラスの状態を店側に伝えるのがこれらの台の本当の恐ろしさだと思います。
そしてこれが2014年のトレンドになるのではないでしょうか。

パチンコのシマにもヒントが

ちなみにメタボ教授は店のレベルを知るためにパチンコの釘も見てます。

パチンコ打ちの殆どの人はヘソ釘くらいはチェックをしています。
だからヘソは出来るだけ開放して、寄りやアタッカーで削るのが基本です。
その調整をするのにどう釘をいじるかで店のレベルが概ね解ります。

雑な店はヘソをそのままにして寄り釘やアタッカー付近の釘を「おまわりさんこっちこっち」と叫びたくなるくらい違法に曲げて暴利をむさぼっています。

一方丁寧な店は様々な釘を細かく叩いて簡単には見抜かれないようにして暴利をむさぼっています。

そういった傾向はスロットのシマに行っても同じはず。

雑な店ほどリセットする台の数は少なく、丁寧な店ほど手間をかけて必要以上の台数をリセットする
とメタボ教授は考えています(あくまで個人的な主観ですから違っていたらすみません)。

それと朝一潜伏をきちんと消しているかどうかも重要な指標です。
まあ殆どの店で消しますが、残っているような店はスロットでも宵越しが狙いやすいと考えられます。

最後に注意ですが、パチンコ店の人材は非常に移り変わりやすいそうです。

上の人が変われば、昨日まで通じた傾向が突然使えなくなる事もあります。
「店の傾向は突然変化するもの」
という意識が重要です。

パチンコのシマも含めて店の隅々までチェックしていれば、大きな変化が起こった際にも即対応が出来ると思います。

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