今回紹介する記事は遊技日本様の

グローバルアミューズメント 参加人口減でイベント重視営業に警鐘

という記事です。

調査結果によると、3カ月に1回以上遊技したという回答数に年代別人口を掛け合わせて算出した参加人口は、パチンコ遊技者が前の年から40万人減の953万人で、パチスロ遊技者が14万人減の744万人だった。パチンコとパチスロを両方遊ぶ「重複人口」は28万人減の670万人。パチンコのみの遊技者とパチスロもプレイする重複人口が減少した一方で、パチスロのみをプレイする層は若干ながら増加した。

年代別でみると、パチンコ・パチスロともに男性20代が増加した。その他年代は全体的に減少傾向にあり、特に「パチンコ客の女性全体」「パチンコ客の男性50代・男性60代」が減った。地域別では、過去3年間、増加傾向が続いた四国エリアで減少したほか、地方商圏は北海道を除き、全地域で減った。逆に首都圏は増加した。

一連の傾向について同社の青山真将樹代表は、「全体では減少傾向にあるが、その減り方に危機感を抱く結果になっている。パチスロのみの参加人口の増加や、20代男性の増加、さらには行政から禁止されている『煽りイベント』を実施している地域が前年増にあり情報感度の高いイベント地域の若者だけが増え、シニアや女性層などの常連客に厳しい状況を示している

ホールの現場が即効性のあるイベントでの数字作りにばかりこだわっているのではないか。このまま、パチスロでの放出による稼働数値作りとパチンコでの無理な利益確保といった手法を改善しないと、大変な状況を迎えると思う」と警鐘を鳴らした。

ユニバの次はサクライターに喧嘩を売るスタイルw

数字だけ見ると、「サクライターの来店営業」や「建前外部のホール取材」により若年層が増えているので効果アリと見ることも出来ます。



ライターの来店となれば、駐車場では地域外のナンバープレートをよく見るので、他府県からも客を奪っているはずです。

見かけの数字が出ている以上、ホールがサクラ営業に走るのも無理ありません。

でも事実として全体の数字はガッツリ落ちているわけです。

広告代理店に高い金出して、固定客にならない一見さんのために設定を入れて、そのしわ寄せをパチンコや他の営業日に割り振るから、常連さんが居なくなります。

イベントを餌に集まった人から、ベタピンでぶっこ抜けば問題ありませんが、流石にそれが何回も通用しないから、今の開催現状なのでしょう。

将来に向けて

20代の客を集めるのは何ら悪いことではありません。

どの業界だって若者を集めようと必死です。

でも露骨に射幸心を煽る(楽して儲けることが出来る)事でしか集客出来てないのが問題だと言えます。

ラインやSNSの情報だけで店を選び、朝から並んで良番引ければ勝てると思っている

たちを集めた結果、パチ屋って何時の間にか居心地の悪い空間となりました

20代の女性が増えればパチ屋の空気も良くなるでしょうが、20代の輩が幅を利かせるようなホールが流行るわけがありません

今はまだ「アイジャグを設定狙いで打つのはありえない」という風潮があり、老人はジャグのシマ、若い人は別のシマと住み分けが出来ていますが、北電子がそこを理解せず6号機のジャグラーを作ってしまうと大変な事になります。

 

重ねて言いますが、若者を「50年後までお付き合いする見込み客」として扱うのは、間違いじゃありません。

でも3年後・5年後に彼らは残っているでしょうか?

サクライターで喰えなくなった人は「競艇」や「仮想通貨」など別分野に移動するはずです。

自分のファンは根こそぎ別業界に持っていこうとします。

つまり、サクライター人気で集めた客なんて、元々将来の見込み客として計算が成り立たないのです。

 

逆に老人を集めるために業界はどうするか知恵を絞らなければいけません。

僕の両親はまだyoutubeが何であるか知らないです。

それ以前に親子揃ってガラケーです。

少なくともあと5年はネット上に金脈は無く、布団を売りさばく詐欺会社の手法を真似した方が100倍効果があるでしょう。

そういった観点で集客に成功している広告代理店は聞いたことがありませんので、気がついて実行した所が生き残るはずです。