北斗しか無いのに北斗がこけて、どうしようもないサミーですが、数字で見るとかなり厳しい現実が見えてきました。
里見オーナーの会社、純利益8割減に下方修正(トリガミ競馬まとめ)
具体的な内訳を見るとこんな感じです。

サミー業績予想
サミー様IR資料より

ついにセガのゲーム事業に抜かれるwww

流石にコレには衝撃を受けました。

 

ちなみに、3月期の下方修正の予想であり、まだ確定ではありません。



状況を考えれば、これより下がる可能性の方が高いです。

営業利益85億って一見多いですけど、里見会長は今年の夏にたった2日で16億円分の競走馬を買っていますからねえ・・・。

来年・再来年には種牡馬になる馬が出て、単年の収支が大幅なプラスになるので、税金対策でサトミホースカンパニーという会社を立ち上げましたが、本業を抜いちゃう可能性があります(゚∀゚)。

サミーは赤字回避目的で3月にどんな売り逃げ台を出してくるのか?本当に楽しみです(ホールは買わないように)。

 

起死回生の手段はホールに台を売るのではなく

先日、京都大学とサミーが協力してギャンブル依存症研究をするという発表がありました。

吉川左紀子 こころの未来研究センター教授、村井俊哉 医学研究科教授らの研究グループは、セガサミーホールディングス株式会社と共同で、ギャンブリング行動の遷移に関するデータの収集と分析を通じて、ギャンブル依存症のプロセス研究を行います。こころの未来研究センターにおいて、2018年4月から2021年3月末までの約3年間実施する予定です。

本研究は、実際に営業中の海外カジノ施設における日本人を含むプレイヤーのプレイデータを収集、分析することにより、人が危険な賭けに至る前の兆候を明らかにすることを目的として実施します。本研究成果は、ギャンブル依存症を発症するメカニズムの解明に寄与していくものと期待され、日本においてギャンブル依存症の発症、進行及び再発防止の対策が講じられるように活用していく予定です。
京都大学HPより

実際のプレイヤーデータを元に依存症を研究するのは、これまでの稚拙な研究とは一線を画する大きな進歩だと言えます。

 

そのプレスリリースの中に気になる一文を見かけました。

『セガサミーでは、グループの強みである開発力を活かし、既存のカジノ運営では為し得なかったカジノ施設内での全プレイデータを収集する仕組みを鋭意開発しています。』

 

つまりはバカラなどのアナログ的なゲームデータも収集しようとしているわけ。

応用すれば、パチ屋に導入する事も当然可能だと思います。

導入費用は高いはずですが、このご時世だと絶対に必要なツールです。

こんな事を言っては何ですが、回収したデータは他業種に売り飛ばす事も出来ますから。

費用対効果は相当高いと考えられます。

カチナビもそうですが、サミーの遊技機部門”以外”の開発陣は他のメーカーよりも一歩先に行っていると感心しました。