先日、僕のまとめサイト(ぱちとろ速報)で
6号機の低設定が荒くて高設定が安定している理由
という記事をあげました。

以前このブログで書いた
パチスロRe:ゼロから始まる異世界生活の初打ち感想
という記事を一部だけ補足・訂正する必要があるので、今回記事にしました。

具体的には

・低設定が荒波で高設定が穏やかなのは「6000Gで170%で怒られるルール」だけではなく、低設定の実射試験対策によるもの

・その対策により、短期出玉規制は実質無効化が可能。



・リゼロが200G無当選なのは高設定域の短期出玉規制を回避するためであって、低設定はその規制自体を無効化しているので関係ない(そのため低設定は2400枚MAXで出すことも可能であり、一方で高設定は超プレミアレベルの確率でしか2400枚は取れないはず)

という事です。

まず6号機ATの仕組みの確認として、限界スレのテンプレ部分を転載しておきます。

◆やじきたシステム(最近のAT機の根幹となっているシステム)
「2枚がけ専用ゼロボ」を内部成立させたまま遊技者には3枚がけで遊技させることで、前述した2つのATシステムでは(ゼロボや減るボを小役制御で封印するために)
再現できなかった『見た目通常時中の純ハズレ成立』を可能としたシステムのこと
「2枚がけ専用ゼロボ」は全取得シミュでは2枚がけ試験の時にしか消化されることはなく、したがって長期間ボーナス区間に閉じ込める必要もなくなり、たとえば「2枚役が2回揃って終わり」というような極めて形式的な仕様でも構わなくなった
通常は3枚がけのゼロボや減るボも同時に設け、AT機としての3枚がけ全取得シミュ対策も行った上で運用する
名称は初搭載機種の5号機「やじきた乙」より

◆6号機型AT
前述の「やじきたシステム」と「アクセルAT」を組み合わせたATシステムのことで、「2枚がけ専用ゼロボ」と「3枚がけ専用減るボ」を搭載しているもの全般を指す
3枚がけにおいては専用減るボを、2枚がけにおいては専用ゼロボをそれぞれ揃え続けさせることで全取得シミュ試験を形骸化させており、
一方で実稼働時の遊技者は通常、2枚がけ専用ゼロボを内部成立した状態で3枚がけ遊技を行うことになる
成立したボーナスを小役やリプレイで封印する必要がなくなったため、2枚がけ専用ゼロボの成立によるリプレイ確率変動を設けておらず、低確率(=1/7.3)のまま遊技させる仕様の機種も存在するが、
6号機になって実射短期出玉率の適合基準が220%未満と厳格化したため、少しでもリプレイ確率を下げてリソースを純増に回すための工夫と思われる
デメリットは実稼働時に手入れ2枚がけプレイを行えばゼロボが揃えられてしまうことであるが、
これらの仕様を知ってさえいれば、2枚がけ専用ボーナスを成立させた上でボーナス図柄を外し、以降は3枚がけに戻せばいいだけなのでさしたる問題はない

◆設定1エキストラ
上記「6号機型AT」の副産物として、一部機種で利用されていると思われる”最適実射試験対策”
最適実射試験では、前述のとおりメーカーに提出させた資料に基づく『最も出玉率の高い打ち方』にしたがって試射を行うのだが、
設計出玉率が100%を切る設定に限っては

A.初めから3枚がけを続け3枚がけ減るボを揃え続けた場合の出玉率:99.9%
B.2枚がけ専用ゼロボを内部成立させたまま3枚がけでプレイした場合の出玉率:99.9%未満

という仕様を設計することにより、最適実射の打ち方をAとして提出できる(と思われる)
したがって、この場合は試験では打たせないBの打ち方を続けた場合の出玉の波を無制限に荒く(有利区間差枚リミッタの範囲内で)しても問題ない
これを採用した機種全般の特徴として、設定1のみ極端にコイン単価が高く、それ以外は極端にコイン単価が低くなる傾向が挙げられる
出典:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/slotk/1551620675/0-

上記の件を簡単にまとめると
Aの状態(初めから3枚がけを続け3枚がけ減るボを揃え続けた場合の出玉率:99.9% )
で実射させれば、出玉の波が穏やかとなるので、実質的な規制は「17500Gで60%~115%」だけになるはずです。

設定1エクストラについては
(と思われる)
と書いているようにスレでも解釈が分かれています

 

出玉率が100%以上の設定で、この技が使えない理由は何なのでしょうか?

スレの議論を見る限り

仮に
A.初めから3枚がけを続け3枚がけ減るボを揃え続けた場合の出玉率:114.9%
B.2枚がけ専用ゼロボを内部成立させたまま3枚がけでプレイした場合の出玉率:114.8%
という設定を作った場合、
実射試験は最適手順をAで通す事が出来るとしても、「どうやってAの状態で114.9%で増やす設計にするか?」が問題となるようです。

どういう出玉設計にしても設定が丸バレとなります。

試験に持ち込まれた最適手順が判明すれば、2枚掛け専用のゼロボを入賞させて、ボーナス消化後に即3枚がけで回せば、安定して114.8%で勝つ事も理論上は可能です。

そこの対策がまだ完全に出来てないから、高設定域では実射無効化が使えないようです(あくまでスレの議論を見た僕の解釈なので、間違ってたらスミマセン)。

今後は?

高設定でも荒波仕様が出てくる可能性があります。

設定1エクストラの話が正しいなら、2000枚以上出ている台はほぼ低設定濃厚となるわけです。

個人的には「設定丸わかりで安定して出る」方が好きですけど、低設定を回す人が居なくなります。

リセロの今後の予測に関してはトロ(DJラオウ)さんのツイートを紹介して今回の記事は終了です。