色んなパチンコ・パチスロのメディア系の会社が集まって、ぱちんこ広告協議会なるものを立ち上げたそうです。

遊技通信WEB様より引用

ぱちんこ広告協議会は3月10日、パチンコ業界における広告・宣伝における基準の明確化などを図り、その適正化に取り組むことを目的に昨年5月に設立、同年12月5日に一般社団法人として登録したことを報告した。

プレスリリースで協議会は、設立趣旨として「ぱちんこ業界の諸問題に積極的に関わりを持ち、広告に関して対応及び意義を浸透させる」「ファンとぱちんこ業界をつなぐパイプとして、ファン拡大に寄与する」「広告論理の理解向上と広告の信頼性の向上を目指す」といった3つの柱を掲げ、業界の健全な発展やファン拡大に尽力していきたいとしている。

会員企業はアウリス、アーバンプロジェクト、いなばNEXUS、ガイドワークス、ゲンダイエージェンシー、サイバーネット、サミーネットワークス、ダイコク電機、辰巳出版、DMM.com、プラントピアの11社。理事長には、ゲンダイエージェンシー営業企画開発部長の大島克俊氏が就いたほか、副理事長にはガイドワークス代表取締役の松丸仁氏、さらには相談役としてジャパンネットワークシステム最高顧問の篠原弘志氏が就任した。

この団体の目的がよく解りませんが、HPにこんな記述がありました。

ぱちんこ広告協議会様より引用

このたび、ぱちんこ業界における広告・宣伝等の健全化についてのさまざまな問題をぱちんこ業界の広告・宣伝に関わる企業が検討していくための枠組みとして、「ぱちんこ広告協議会」を設立致しました。
現状、ぱちんこ業界は総力を挙げて、健全化へと向かうため、のめり込み問題、遊技機問題、流通制度問題など、様々な事案に取り組んでおり、ぱちんこ業界に関わる企業すべてが適正な営業方法に対し真摯な姿勢を築いていく必要があると考えております。
業界における広告・宣伝は、いまだ隠語や著しく射幸心をあおる広告・宣伝と思われるものが散見されている状態です。広告・宣伝等の適正化へさらなる努力を継続的に行う必要があると感じており、多岐にわたる広告・宣伝等について、順守すべき一定の「基準」が必要であると考えております。広告・宣伝や報道における基準を明確にし、ぱちんこ業界の広告・宣伝に関わる企業が自主的に健全化に取り組んでまいりたいと考えております。
広告・宣伝や集客手法が適正であるかどうかは、都度判断が必要になることから、相互に連絡が出来る協議会が必要だと考え、本協議会を設立することで、適正な広告・宣伝等を業界内外に対して提案できると考えております。ぱちんこ業界の健全化、また気軽に楽しめる遊技環境の創出、そしてさらなるファン拡大につなげ、ぱちんこ業界の発展のため、貢献してまいりたいと存じます。
今後とも、皆様方のより一層のご指導ご鞭撻を、心よりお願い申し上げます。

何がやりたいの?

広告の是非を判断するのは各都道府県の警察担当者です。

広告を発信するのはホール側です。

この団体に参加しているのは雑誌系と主流じゃない動画系(ニコナナ・PMart・DMM)といった会社で、今人気がある来店収録動画系の会社の名前が見当たりません。



主流じゃない彼らが何を決めるのでしょうか?

広告規制のルールを明確にする事は大切だと思いますが、それはホール側と警察側とが話し合うことです。

先日埼玉でも来店ライターイベントの告知が禁止となったように、日本全国の警察側の判断がどんどん厳しくなっているのは間違いありません。

ただ、ガイドラインを決めて守るのはホールであり、今回作った団体に所属している会社はあくまでホールの下請けです。

正直この団体の設立目的は、今人気がある動画系会社の足を引っ張る事しか考えてないような気がします。

折角大手雑誌社が揃い踏みしたわけですから「著しく射幸心をあおる(メーカーの)広告・宣伝と思われる」偽機械割・偽解析についての自粛を話し合うべきです。

それなら団体の存在意義があると思います。