ギリシャの金融危機がついにやばい局面まで来ています。
スロット2CHまとめでもネタになっているように
ギリシャのパチンコ屋にありがちなこと(スロ板ラッシュ様)
預金封鎖でATMで1日8000円しか引き下ろせないとか、ジンバブエドルの道を辿るであろうドラクマとか、ギリシャ国内は大変な事になっている(これからなる)ようです。
一方国内はアベノミクス&黒田バズーカの影響でメシウマな企業倒産が少なくなっています。
でもパチンコ・パチスロ業界は右肩下がりです。いずれギリシャの金融危機みたいに破滅的な状況になります。
メーカーも開発を縮小しているそうです。
名古屋の某メーカーの
開発が解散に
縮小が止まりません。
— 回胴営業模様 (@Kaidoueigyomoyo) 2015, 7月 1
ホールに客が居ないわけですから当然でしょう。
後先考えず客から抜くことしか考えないメーカーやホールはどんどん潰れればいいと思います。
毎年全国で10000前後の会社が倒産していますが、その最後というのは何処も悪あがきをするものです。
ただパチンコ・パチスロ業界は上場企業が少ないので、企業の中身が不透明です。
上場企業だと決算などを細かく公開しないといけないので、悪あがきを眺めるのがメシウマとなりますがパチンコ・パチスロではそれがないのです。
決算書を詐称して生き残る
ちなみに決算は監査法人という会計調査会社のチェックを通す事が株式上場維持の条件となります。
監査法人は企業の決算報告を見て、怪しい部分については意見を述べて修正をさせます。
修正後にハンコを貰えばOKです。ハンコが貰えなければ上場廃止となります。
詐称だらけで酷い決算書だと監査法人が「意見無し」と言ってハンコを押しません。
つまり修正してもどうにもならないレベルで決算書に嘘が書かれているという意味です。
こうなると会社は生き残るために・・・審査が緩い監査法人に乗り換えます。
近年だとあずさ監査法人とか新日本監査法人が緩いと言われていますが、過去には「ウイングパートナーズ」というダントツに緩い監査法人が存在しました。
死にそうな会社はそこに集結したのです。
ウイングパートナーズ行きになれば2CHのスレが「ざまあwww」という文字で埋め尽くされます。
そんな糞株界の駆け込み寺となったウイングパートナーズですが、当然お上の雷が落ちて無くなりました。
決算書に嘘が書けないとなると
嘘の情報を流して株価を釣り上げようとします。
株価が上がった所で新しく株を発行し、売り抜けて資金確保という錬金術です。
有名なのが、クレアホールディングス(旧高杉建設)という会社。
2000年代前半のプチ不動産バブルが弾けて倒産まっしぐらとなりました。
株価もGODと赤7と天井が無いミリゴ凱旋みたいなスランプグラフで落ちていっています。
決算書を見ても倒産不可避な状況だったわけですが、2008年頃に「6年後のソチ五輪に向けてロシアで人工島建設の受注」という事を会社が発表しました。
これで1株19円だった株価が500円に値上がりしたのです。
そして会社は新株発行して資金を調達します。
6年後の2014年にソチオリンピックは行われました。
当然人工島なんて出来なかったわけですが、この会社は今でも生き残っています。
パチンコ・パチスロメーカーだって
裏ではそうとう香ばしい事をやっているはずですが、メーカーやホールに上場企業が少ないのでその情報がイマイチ伝わって来ません。
搾取される、搾取されていた客側からすると「パチンコパチスロ業界が滅び行く様子を克明に知りたい」はず。
上場しているユニバや平和の決算は今年もメシマズだったので、大手メーカーにはまだまだ余裕がありそうです。それが来年・再来年どうなっているか?が楽しみではあります。
上場メーカーが苦しくなったら「◯◯がパチスロドラゴンボールを開発開始?」という偽情報をメディアに流して株価を釣り上げる日もそう遠くないような気もします。
そんな香ばしくて面白い事がこれからやって来ますので、オワコンであるパチンコ・パチスロの行く末を最後まで楽しみましょう。
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