警察様が「40マソ出る台なんか遊戯ではない、言い換えれば賭博罪に当たる」とお話があったという事は以前記事にしました。その後、「まどまぎや絆が来年末までに撤去される」という話になっていて、ネット上では騒ぎとなっています。
ここにある該当機種は 来年末には完全撤去だそうです。 かなしい pic.twitter.com/4HN7jRivDs
— 旋風のエンジニア (@Kaze_Programer) 2015, 9月 17
警察庁から2万枚以上出る可能性が高い機種について早期に市場から撤去を進めるように連絡があったそうで日電協から該当機種の一覧がきましたのでお送りします。 これらの機種についてはメーカーとして新機種販売時に積極的に下取りをし回収するように言われております。
— 旋風のエンジニア (@Kaze_Programer) 2015, 9月 17
以下要点 ・1機種設置500台以上 ・現時点では早期回収と言われているが期限は設けられていない ・旧基準機 ・再認定機も該当している とにかく旧基準を市場から早々に撤去させたい意向が伺えます。中古流通の流れがどうなるか分かりませんが、情報のひとつとしてとらえて頂ければ文字数 — 旋風のエンジニア (@Kaze_Programer) 2015, 9月 17
実質純増が遅めのA+ARTでも2万枚出ているとかwww。
これはもちろん「メーカーが旧内規の台を撤去させようとしている」だけ。
先日も書いたように、1日だけの調査じゃこれだけの機種に2万枚オーバーが出ることはまずありません。
資料にある「出玉2万枚」に定義が書いてありませんが、差枚ではなくMYでもほぼ不可能です。
ひょっとしてOUT枚数じゃないの?と思ってしまいます。
もし警察様が「2万枚以上出る可能性が高い機種について早期に市場から撤去」と言ったとしましょう。
そして百歩譲ってメーカーの調査通りAT・ART機は殆どの機種が毎日2万枚以上出るとしましょう。
じゃあ、新内規のスロット台も撤去しなければ、違法賭博に当たりますよね
新内規は実質的に通常時のベースが変わっただけで、AT・ART中の出玉設計・出玉分散については旧内規と何も変わりません。
確かにベースが高い分だけ1日に引ける初当たりの数は少なくなるものの、2万枚が全国で1台出現するかどうかの確率なら現役で稼働している新内規の方が高い可能性も十分あります。
つまり2万枚出る旧内規の台を撤去しても、2万枚出る新内規を入れ替えては意味がありません。ただ単にメーカーが得をするだけです。
警察様は本当に「新機種販売時に積極的に下取りをし回収するように」とメーカーに言ったのですかね?
一方パチンコは10万発問題の他に虚偽ゲージの問題もあります。
しかし、結局はMAX機を回収しない方向で話が進んでいるそうです。
ちなみに、今日分かった新しいこととして…「リストが出回っている射幸性の高い機種」の強制撤去は行なわれないということ。というか、行わないと思っていたので予想通りですが…。詳しくはパチンコ業界情報館内のコラムで触れます… http://t.co/afU9uIic2f — 未確定情報局‐パチンコビレッジ・代表‐ (@mikakutei) 2015, 9月 18
確変を65%以下にして、なおかつ一般入賞口問題をクリアーしてない台は来年の春から持ち込まないという自主規制(?)を決めました。これによりお上の怒りが収まるのでしょうか。
常識的に考えれば全国で1台だけでも2万枚出るスロット台が駄目なら、10万発なんて高頻度で出ているパチンコのMAXタイプは早急に回収すべきでしょう。
パチンコとパチスロは同じ屋根の下で営業している以上、きちんと整合性があってしかるべきです。一物一価だって警察が五月蝿く言った結果、今ではきちんと守られています。
今回の一連の動きにパチンコとパチスロとで一貫性が無いのは、メーカー側の意向だけで話が進んでいるとしか考えられません。
今回の話はメーカーの営業がホールの担当者に伝えた言葉が情報として漏れているのだと思います。
メーカー側の戯言を「ハイそうですか」と真に受ける馬鹿なホール関係者っているのでしょうか。
いや絶対にいるに違いない(´・ω・`)。
ホール団体側はメーカーの言うことを鵜呑みにするのではなく、台の設置許可を出した警察と直接話し合いを持つべきです。それが解決への一番の近道となります。
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