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先週末の話ですが、マルハン・ダイナムが昨年度の決算を発表しました。

マルハン様HPより引用
マルハン決算

 

売上が6.3%減りましたが、利益は6.2%増えましたよという事です。

ここ数年マルハンは利益率増加傾向だったと記憶しています。
会社側は毎年のように「機械代金や設備投資を見なおした結果、利益率が上がった」と説明しています。
でも自分の稼働範囲のマルハンは何処店も金太郎やアラジンを大量導入して、数カ月後にほぼ無くなっているのですが・・・、ひょっとして自分が行くマルハンはマルハンじゃないのですかね。7の日も釘がガッチガチですし。



それと暇だったのでマルハンの決算書読み込んでみたら結構な優良企業のように思いました。
ITバブル崩壊やマンションバブル崩壊時期に倒産した糞企業の死亡決算を沢山見てきたメタボ教授からすればパチンコパチスロが「斜陽産業」には見えない数字です。


そりゃノリノリになるわな

ただしマルハンの場合は上場しておらず、監査は緩いでしょうから粉飾決算でなければという話ですが。

一方ダイナムは海外ではありますが、上場しています。
ゆえに決算の数字をある程度信用してもいいはずです。

遊技通信WEB様より引用
上場規則に則り国際財務報告基準(IFRS)を採用している同社では、従来式のホール決算において一般的だった貸玉収入全体を売上と捉えるグロス方式ではなく、貸玉料から景品出庫額を引いた差額を営業収入として計上するネット方式を採用している。

発表によると当期の貸玉収入は前年比10.4%減となる8,260億7,200万円、営業収入は同6.8%減の1,545億5,600万円、税引前当期利益は同43.6%減の195億1,800万円、当期利益は同47.0%減の112億5,900万円となっている。

今回の業績について同社では、消費税増税後、個人消費マインドが低下するなか、新規出店の低貸玉店舗では前年を上回る営業収入を計上したものの、店舗年数の古い高貸玉店舗においては、業界全体と傾向と同様に遊技台稼働の低下による営業収入の減少が顕著になったと報告した。

今期同社では、中長期的に安定成長を図るため、1月より店舗改装による設備の一新など、高貸玉店舗40店舗において大幅なリニューアルを実施。顧客のニーズにあわせたさまざまな施策や積極的な投資を行うことで、台あたり稼動を前期同様の水準まで回復させたとしている

なお、2015年3月期は19店舗を新規出店し、3月末時点で経営傘下ホールは393店舗となっている。

他国の会計基準と言うのはよく知らないのですが、文章を読む限りでは「1年間で1545億円客から抜いた」と考えていいのだと思います。
店舗数が393店舗ですので1店舗当たり4億円弱抜いている事になります。
言い換えれば1日あたり100万円以上粗利を取っている事となります。

あれだけガラガラのダイナムでも、パチの釘を曲げ曲げして、スロのリセット対策をあそこまでしつこくすれば1日100万円の粗利をあげられるのですね(´・ω・`)。

これじゃあいつまで経っても右肩下がりが解消出来るわけありません。

マルハンの決算を見る限り、まだ体力は十分残っているはず。体力が残っている内に集客を増やすための構造改革を行うべきです。
1期くらい特別損失で赤字に転落しても全く問題ないわけですから。

「客が減った分は1人あたりから抜く金額を増やす」という考えは本当に切羽詰まった所がやる事であり、マルハンやダイナムがやるべき事ではないと思います。





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