メタボ教授は政治に全く興味がなく、パチスロや競馬でバタバタしていたら、知らない内に衆議院が解散していました。

9月28日午後、衆議院が解散された。

解散後の臨時閣議で「10月10日公示、22日投票」の日程が正式に決定される見通し。衆院選は安倍首相が「アベノミクス解散」と銘打って実行した2014年12月14日以来、約3年ぶり。

安倍首相は25日の記者会見で「国難を突破するため国民の信を問う」と解散の意向を表明。与党で過半数(233議席)を目標に掲げた。

これに対する野党側は、25日午前、離党者が相次いだ民進党の前原誠司代表が、立候補予定者を小池百合子氏の「希望の党」の公認で立候補させることを党内で提案したとNHKなどが報じた。受け入れられれば実質的に合流する形となり、波乱の展開だ。

出典:huffingtonpost様より

解散により、秋の臨時国会で審議予定だったカジノ法案が流れる結果に。

並列して議論されていた「ギャンブル等依存症対策基本法案」も棚上げです。

これってパチンコ業界にとっては大きな出来事だと思います。

カジノ法案へ向けて警察の顔を立てるために、パチンコ・パチスロ規制を来年2月からやるわけですが、カジノ法案が流れるなら、やる意味が無くなりました。



パチンコを良くしてくれるのは?

僕は選挙に行かないですが、パチンコ業界からすれば重要な選挙だと思います。

 

議会制民主主義の選挙とは利害関係のある人が投票するものです。

利害関係の無い人は、時間の無駄なので投票に行きません。

大半の人にとっては、与党が勝とうが野党が勝とうが殆ど変わらないから、投票率が低いわけです。

ネットが発達した今、本来あるべき姿である「直接民主主義制」の議論も出てくるはずですが、日本だと議会制民主主義で既得権益を受けている輩が認めるはず無いので、僕が政治に興味を持つことは一生ないでしょう。

それはさて置き、パチンコ業界からすれば、今まさに利害関係の大きいポジションに居ます。

選挙を利用しない手はありません。

カジノ法案・ギャンブル等依存症対策基本法案に関連して、パチンコ業界を守ってくれるのは
自民党ですか?
希望の党ですか?
裏から問いかければ、何かしらの反応があるはずです。

パチンコ・パチスロユーザーは約1000万人居て、大半は選挙に行かない浮動票だと考えられます。

実際「パチンコに天井を認める」という公約を掲げた政党があれば、みんな投票に行きますよね。

議会制民主主義の選挙というのは本来そういう性質のものなので、パチンコ業界のお偉いさんは有効活用して欲しいです。