今日もスロット規制のお話。暗い話題が続いてすみません。

今回の規制についてネット上での色々な反応を見ると「悲壮感が足りてないんじゃないの?」と個人的に思っています。

一つだけ確かな事

それは冬の時代がやってくる事です。

先日の記事に追記した




を、もう一度紹介しときます。

これは設定狙いでも同じ事です。
設定狙いだって負けてくれる人がいて初めて成り立ちます。

何より痛いのは「スロットが規制された」という明確な情報が出まわっている事です。
これを知って「パチスロを新たに始めよう」と思う人間が果たして現れるでしょうか。

いつも負けてくれるお年寄りや養分様はずっと同じ人ではないのです。

彼らだって進歩します。
金銭的に退場する人もいますし、老齢でお亡くなりになる方もいます。

新規に参入する人が一定数いたからこそ、スロットのシマが滞り無く回ってきたわけ。
その新規参入者の供給が途絶えるら、当然5号機⇒4号機の時の同レベルの惨状になります。

今回の状況を喜んでいいのは、ホールの来店営業バブル復活を望むパチスロライターだけだと思います。

強いものが弱いものを食う

それが自然の摂理です。

メーカーはストックがある虎の子のAT機を売り惜しむでしょう。
大量導入・抱き合わせ販売をして何とか生き残ろうとするはず。
そのため「新台購入の予算が減って設定が入る」なんて考えない方がいいと思います。

ホールだってそうです。スロットで抜けないならパチンコで抜くしかありません。
打ち手が安易に「これからはパチンコだ」と考えようものなら、そこに付け込まれる可能性もあります。

パチンコはスロットよりマシなだけ。
「これからよくなる」なんて考えてダメです。

パチンコ業界だけではないと思いますが、古い体質の会社だと老害ポジションの人が「自分の退職金だけ出ればいいや」としか考えていません。

5年後10年後を見据えて「客を守る」という発想なんて出てくるわけないのです。

橋本真也

というプロレスラーは言いました。
橋本
「破壊なくして創造はなし、悪しき古きが滅せねば誕生もなし」

パチスロだと
破壊されたけど創造しようがない新規制、悪しき古きが滅ばず客が滅びるパチスロ業界
といった未来だと思います。

今回の新規制は
お上が唐突に
ぴーぽ
時は来た、それだけだ

と我々を地の底に突き落としました。

我々は
出る前に猪木
出る前に負けること考えるバカいるかよ

と強がるのもいいですが、ギャンブルの世界だとプロレスと違って負けて明日があるとは限りません。

パイの奪い合い

パチンコ・パチスロだと他のギャンブルはもちろん、ネットやゲーム業界との客の奪い合いをしているわけです。
パチンコ・パチスロが生き残るには官民一体となって進化していく事が重要ですが、今回の件は明らかな後退です。

それが2014年現在いかに致命傷であるか想像出来てないから悲壮感や危機感が足りてない人があまりにも多いと思ったので記事しました。

これから1年・2年経ってようやく惨状を全員が理解する事になると思います。

今回も希望が持てるような煽りは一切なく記事は終了となります(・∀・)。

鈴木健想
僕は自分の明るい未来が見えません!

こう叫んだ彼は後に世界最高峰の団体であるWWEの選手として活躍します。
帰国後も狂言師とプロレスをして有名になりました。

この世の中、どこで何が起こるか解りません。
我々打ち手はそれを祈るしかないのでしょうか?