先日、B-MAXを半日打った感想は「客なんて付くわけない。作った方も悪いし入れた店も悪い」と思いました。
初打ちが遅れたのは導入店が少なかったためで、それも納得の出来です。
そこで今回は「B-MAXがパチスロとして駄目な3つの理由」というお話をさせて頂きます。
その1,ゲーム性に関する説明不足
台横のパンフを見ても小冊子を見ても理解しにくいです。
メーカー側が「誰でも遊べるAT機」と一緒に考えてしまっています。
そもそも『液晶非搭載』という点で致命的に欠陥商品だと言えます。これだけ既存の機械と違うゲーム性だと液晶で説明するのが当たり前のはずですが、その発想が抜け落ちています。
あえてオリジナル萌えキャラを使って、色々と物議を醸し出すくらいが丁度いいです。
何故ならクラシックモードをつければ全てが解決しますので。
通常モードとクラシックモードの切り替えは青ドンでありました。
本当のノーマルタイプだと液晶モードを複数用意する意味は薄かったですが、B-MAXに関しては初級者・中級者向けに説明的な液晶はあってしかるべきだと思います。
説明不足という点ではエージェント・クライシスと一緒です。
エージェント・クライシスはゲーム性を液晶でしっかり説明出来てないために、0ボ入賞して首をかしげる客ばかりでした。
客飛び史上最速のエージェント・クライシスから何も反省してないからこんな台が出来上がるわけです。
これでは学習能力がないと云われても仕方ありません。
打ち手がウザいと感じるのは解っていても「も、も、も、もう一枚メダルを入れてね」とナビをつけたウンコロポポスの方が正しく、ユニバが作る台はソレ以下なわけです。
その2、機械割が足りてない
クランキーよりかは頑張りましたが、実際のペイアウトはノーマルタイプとは思えないレベルの酷いものです。
サ◯トセブンでC評価の日があります。
その原因は高い技術介入性でしょう。
高い技術介入機を作るのは全然構わないと思いますが、飴と鞭の使い分けが出来ていません。
フル攻略達成時の機械割は最低103%は欲しかったと思います。フル攻略時102%である「うみねこのなく頃に」もホールではしっかり利益が取れているわけですし。
自分が最近感心したのが、パチスロ必勝本のとっぱちというライターが「うみねこは喰える」という主張を雑誌に展開した事です。最終的にはホールイベントなどで設定2以上をある程度掴む事を前提にしてお茶を濁してましたが、ビタ押し成功率が9割くらいあれば大丈夫といった感じでデータを出していたのには「読者に対する上手な煽り方だなあ」と思いました。
実際に9割成功なんてメタボ教授レベルでは無理なのですが、パチスロバトルリーグという番組を見る限り彼自身の目押し力は相当高く説得力がありました。
B-MAXもそんなステマ(?)が出来るような機械割にすべきでした。
その3、そもそもB-MAXを名乗るようなゲーム性ではない
4号機のB-MAXが代名詞となった「1回のBIGで大量獲得」が再現出来ていません。
今回のB-MAXで一番の不評ポイントはREGの存在だと思います。
REG自体がクソ性能であるのは言うまでもありませんが、REGがストッパーになっている点が問題です。
RT中に引けばそこでRTが終了するのはまだしも、BIG中のREG成立によりBIGが終了する事もあるのが最大のイライラポイントです。
小冊子にはBIGに復帰する事もあるとなってましたが、自分は復帰せずにそのまま終了しました。
そしてRTはついて来ませんでした。
そんなゴミのようなREGを1/368という高確率で成立させるなんて、「打ち手の心理を一切考えていない」としか言いようがありません。
その4、リーチ目の魅力が伝わりにくい
自分はフリー打ちで消化しました。
配列を見るとBAR落とし的な配列になってないのとスイカが1枚役であるという点で、「とりあえずフリー打ちで楽しんでくれ」という製作者側の意図を感じたからです。
でもフリー打ちでは面白さがイマイチ伝わりませんでした。
見当違いの事を言うかもしれませんが、スイカやチェリーの取りこぼし目を控えめにしてないからフリー打ちだとバランスが悪いという印象を持ちました。
クランキー的なスイカズレ目が通用しないのはまだいいですが、ゲチェナが種なしだった時には思わず生活安全課に電話しそうになりました( ´゚д゚`)オマワリさんこっちです。
それはまあ「B-MAXだから」の一言で済みますが、近年のノーマル主力機種のリーチ目をしっかりリサーチして「取り入れる」か「出さない」かの配慮があってもいいと思います。
打ち込めば「B-MAXのリーチ目は最高」と思うのかもしれません。
でも打ち込んで貰うための努力を怠っているのでどうしようもありません。
3つのつもりが4つになったw
じゃあ「この台は糞台大賞NO.1か?」と聞かれたら、そこまで言うつもりはありません。
何故なら他の台は「触る価値がないレベルの産廃」ばかりなので、消去法的にまた打つ機会はあると思います。
「B-MAXをどのように作れば良かったのか」という具体的な提言はまたの機会にしようと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしています。