今回紹介する記事はパチ屋店長のお客様応援隊様の

「余り玉で奨学金」ってのがあるらしいけど、お客さんに求めるというのが理解できないという感想

という記事です。

パチンコ業界はこういう取り組みを始めたのを
「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ
各所でアピールしていますが、それに対しての意見記事です。

以下一部転載



運営費は協賛企業やメーカーなどが出すらしいですが、奨学金の原資は「お客さんの善意」という事らしいです。

運営するからお金出してね。っていう風にしか捉えられないんですけどね。私は。

何でこんな事をグチグチ言ってるかと言えば、まあ少々思うところがありまして。

記憶に新しい2011年の震災時に、募金を行なっていたパチ屋って多かったと思います。

別に募金が悪いわけじゃないんです。募金は。

でも、募金をやってたパチ屋って自分達はお金出してるのか?って話なんですよ。

お客さんには「募金お願いします」って言うくせに、募金を行なうパチ屋は募金・寄付をしないってどうなんですかね?

中にはHPなどで○○○円寄付しましたって発表しているパチ屋もありました。

でも大半のパチ屋はしてなかったんじゃないかな?って思ったりします。

私の会社も震災時に部下から「募金をやりたい」と提案がありました。

上司からも「募金をやれ」という指示がありました。

でも私はすぐにはやりませんでした。

お店が募金・寄付をしてないくせに、お客さんには募金してくれって言うのにすごい抵抗を感じたからです。

最終的には会社に100万円出してもらって寄付を行い、それを提示したうえで募金を行ないました。

自分達はこれだけ寄付しました、お客さんもよろしければお願いします

最低これは守らなければいけないんじゃないですかね?特にパチ屋は。

話は戻りますが、余り玉で奨学金にするという事自体は非常に良いと思います。全然否定する事はありません。

でも、お客さんにお願いするのに最低限のマナーというか、大切な事をアナウンスしないってどうなんでしょう?

運営費出せばいいってもんじゃないと思いますけどね。

こういう事が分らないから、年間10億円ほど社会貢献を続けているのに世間から全く評価されてないんだろなって思います。

そして、今後も評価される事は無いんだと思います。

おっしゃる通りとしか言いようがありません。

アタッカーや電サポ付近の釘を曲げて、溢れた球は全て募金します

とすれば客も納得してくれる・・・わけないですよね。

厳しい言い方をすれば、信用性がない企業を通じて募金をするとか考えられません。

何年か前に、募金をピンはねする日本ユニセフが叩かれたように、一般人の視線は厳しいです。

ちょっと前に

パチンコ業界は世間に対するアピールの仕方をもっと考えろ

という記事を書きましたが、社会貢献というのは様々な形があり、広報として考えるならセンスが必要です。

募金をする事だけが社会貢献ではありません。

奨学金

奨学金問題というのは確かに深刻です。

奨学金というのはあくまで借金なのですが、大学を卒業しても返済出来るような給料を貰えず、困り果てる人が多くなっています。

僕は多額の借金が嫌だったので、実家から通える国立大学という狭い選択肢しかありませんでした。

それでも今は学歴なんて全く関係ない生活を送っていますから、学費を出してくれた親には申し訳なく思っています・・・。

そのため、借金してまで大学に行く必要があるのか?という考えもありますが、現実的には大学進学を希望する高校生の割合は年々増えているそうです。

大学生を支援する事は素晴らしいと思いますが、奨学金をやるなら求人型でも構わないと思います。

具体的には「金を出したパチ屋に就職して5年以上働けば奨学金はチャラ」といった感じです。

別会社に就職すれば「超低金利で返して下さい」となります。

それにより、慈善活動ではなくなりますが、社会貢献にはなるでしょう。

個人的な意見ですが、「就活に失敗して就職浪人が許される」日本の新卒採用は非効率的です。

『就活に失敗したらパチンコチェーンで我慢する』

大学の滑り止めみたいなシステムがあっていいと思います。

これにより、パチンコチェーンが入学の段階から優秀な人材を一定数囲っておく事が可能です。

まあ実際やってみたら
「パチ屋に抵抗が無い人が応募→奨学金をパチンコで使う」
というコンボで、社会貢献でも何でもないという結果になりそうですが。