気がついたらスロットを本格的に打ち出して10年以上経っていました。

振り返ってみると色々な台を打っています。

以前「メタボ教授が選ぶ5号機ベスト10」という記事を書きましたが、今回は5号機終了記念(?)といたしまして、
「個人的には開発者の頑張りが凄く伝わって評価したいけど、世間的にはクソ台評価で即通路」
という台を紹介して供養したいと思います。

 

パチスロサイバーブルー

疑似ボーナスの使い方が良かった台です。

特殊リプレイの押し順当てで当選する赤7ボーナス
レア小役解除の青7ボーナス



ボーナス消化中にもう片方のボーナスが当たれば融合ボーナスに昇格して、消化後は元のボーナスに戻るゲーム性とそのバランスが良かったと思います。

融合ボーナスはバトルもので、よくある「ベルやレア役を引け」というものでしたが、HPとは別に必殺技ポイントを溜めるのがありいいアクセントになっていました。

三洋のパチスロは海以外の台は丁寧に作っている印象ですが、6号機では天下が取れるでしょうか。

 

BIGボーナス64

純ボーナスが1/100程度で成立するのですが、64種類のBIGボーナスがあって、何が成立しているか解らないのでナビが無いと揃えられないゲーム性です。

連チャンゾーン中はボーナスを引ければナビが発生して揃えられるようになる仕組みとなっています。

ナビが発生しない区間だと64種類のボーナスを満遍なく狙わないと期待値が下がるはずです。

その点が面倒くさくて惜しいとは思いますが、改良すればいい台が出来るのではないかと感じました。

 

REVO

STARという謎のメーカーから出た、全面液晶のノーマルタイプ

告知ランプの位置をカスタマイズ出来るのが良かったです。

メインは上のミニリールで液晶は疑似リールとなっています。

その疑似リールがもう少し意外性があるように作っていれば評価されていたのではないでしょうか。

ただART全盛期でノーマルタイプが今以上に需要が無い時代だったので、時代が早すぎたのかもしれません。

 

探偵物語TURBO

A+ART機で天井がART間という仕様です。

今ではよくある仕様でしたが、当時は無かったですし、解析サイトもスマホも殆ど普及していなかった時代なので、ハイエナでかなり拾えました。

このARTが面白かったです。

6択の押し順リプレイを当てて継続率を上げていきます。

毎ゲーム獲得%(継続率UP)の数字が違っていて、いきなり100%溜まる保留が来ればアツくなれます(100%達成後も上位ARTへの抽選というゲーム性)。

6択リプレイをいかに上手く当てるかがARTの継続の鍵です。

第一リール正解時にブオーンと効果音が鳴るのがたまりませんでした。

押し順リプレイの出目も良かったと思います。

押し順不問で図柄が揃うリプレイもあるので6択でも実際は1/6以上で揃うのですが、沢山揃えると「俺天才(^o^)」と勘違い出来る台です。

通常時はハイエナ以外は苦行でしたから、稼働がなくても当然かと思います。

 

ゴッドハンターV

過去にブログで取り上げた事もありますが、パチスロの常識を覆した台です。

液晶上のタッチパネルで脳トレをしてARTを抽選します。

レバーオン、ストップボタンなどが一切関係ない抽選が当時画期的でした。

脳トレだったから流行らなかっただけで、これを発展させればいくらでも面白い台は出来たはずですが、残念ながら本当の意味での遊技性が高い台はこれ以降出ていません。

 

噴火でdon

完全告知のノーマルタイプですが、噴火すれば確定となります。

珍台さん!いらっしゃ〜い!! #2

この役物の動きが最高です。

こういう告知のノーマルタイプもいいと思います。

大漁2も打ちましたが、やはり噴火donが至高でした。

こういう完全告知系だと「パチスロ業界初、紫外線ライト搭載」の新妻イルカ夫人も触れなければいけませんが、台の上にイルカの役物があり、イルカに紫外線のライトが当たるとボーナス確定という台です。

凡人のメタボ教授には、その良さが全く理解出来ませんでした。

 

エージェントクライシス

こちらは何度かブログで紹介した事がありますが、5号機初の純増3枚を実現した機械です。

0枚獲得ボーナスを使って短期出玉規制を回避する当時としては画期的なアイディアでした。

ただし、毎ゲーム目押しをして0ボを外す必要があります。

ゆえに全く稼働がありませんでした。

その後、ベルとリプレイを敷き詰めて小役優先制御で0ボを物理的に揃わないようにしたいわゆるAT機が登場して5号機の全盛期を迎えます。

 

トロピカーナ

疑似ボーナスの連チャンが魅力のゲーム性です。

ボーナス後は転落リプレイを入賞させるまで高確率でボーナスが成立します。

連モードに入ると最低16ゲームまでは転落リプレイを回避する押し順ナビが出る仕様です。

ボーナス後は告知となる上部のハナをあえて見ずにリールだけ凝視すると出目が楽しめます。

当時は沖スロタイプで疑似ボーナスの連チャンというのがかなり珍しかったです。

ただ、実質の機械割が辛かったのと、出玉スピードが遅かったのと、ユニバの牙狼の抱き合わせだったので即通路でした。

この台の悪い所を改良して誕生したのが沖ドキとなります。

沖ドキは大HITですから、同じ液晶無しの疑似ボーナス連チャン型でもえらい違いです。

 

魁!!男塾(2007)

ミニリールがメインで全面液晶で演出するタイプの台です。

仕様はノーマルタイプなのですが、愕怨祭ボーナスという目押し不要で突入するボーナスが存在します。

液晶上でボーナス入賞の告知は無く、ベルが連続で揃いだして3ゲームあたりで告知されます。

この愕怨祭ボーナスにはショート(約100枚)とロング(約200枚)がありまして、パチンコで言うところランクアップボーナスです。

今でもこういうノーマルタイプがあっていいと思います。

 

七色未来

BIGを引くとストーリーが進むシスクエタイプですが、ストーリーが選択肢によって分岐するアドベンチャーゲームが展開される台です。

REGを引くと選択肢が増えるような仕掛けにもなっています。

あまり受けなかった理由は僕が思うに、ストーリーと選択肢の分岐がよく無かった印象でした。

総当り式じゃないとクリアー出来ない昔のアドベンチャーゲームみたいな感じです。

ストーリーと分岐をもっと煮詰めればHITしていたと思います。

 

以上、メタボ教授が選ぶ不遇台10選でした。

次点としてはミルキーホームズも捨てがたいです。