新台入れ替え自粛期間中だと思いますが、皆さんどのように立ち回っているでしょうか。
私が住む地域は
10月半ばから1ヶ月間自粛

9月は新台ラッシュで自粛期間を乗り切るために新台を中心に高設定を投入

8月、7月は新台購入資金確保のため鬼回収
という感じでした。
そして私は7~8月も積極的に稼働した結果、大きなマイナスを食らいました。11月になってようやくその負債を取り戻しましたが、大きく反省しないといけません。スロ本格参戦歴2年なの で新台入替自粛期間の経験がありませんでした。次あるときはしっかり立ち回りたいと思います。

自粛期間中は各店が客を確保しようと必死ですが、我々夜スロッターがやる事はいつも通り「 設定が入っている台に座る」です。基本的には出ている台が高設定の可能性が高いと思います。そういう台が空き台になった時に座れるかどうかが第一関門です。しかし、それだけでは勝てません。本当に勝てる夜からスロッターは「低設定のマグレ吹きをどう回避するか?」という事を意識して立ちまわっています。大事なのは設定が入っていない店・機種を避ける事です。私の地域は最近新台にしっかり設定を入れてくれているので、新台中心に立ち回りをしています。
ただ、最近の新台ラッシュで新鬼武者と蒼天の拳を過去に葬り去るような台は現れなかったと思います。ゆえに自粛期間中は新鬼武者と蒼天の拳を中心にイベントを展開する店も少なくないはずです。ゆえに蒼天・鬼武者も視野に入れて立ち回らないといけません。

蒼天・鬼武者の人気の理由はズバリ「ARTの上乗せについては低設定も高設定も変わらない」という点です。 低設定でも大爆発の可能性が十分あります。この2機種に関しては傍から見て「出ている台=高設定」と考える人は少ないはずです。だから空き台に座ってしまうのだと思います。もちろんそれは罠なのですが。来月発表する「2010夜からスロッターおやじと会長が選ぶの機種ランキング」ですが、蒼天の拳はランクインしますが新鬼武者はランク外です。そこで今回は2010年人気NO.1と言ってもいい新鬼武者について語りたいと思います。

蒼天と鬼武者の最大の違いは設定推測にあると思います。カチカチ君を持っていれば鬼武者の方が容易に設定推測が出来ます。左ベル、中段ベル、高確スイカ、3連チェリー、ART中の上乗せなど新鬼武者には設定の高低や奇偶の看破要素が沢山あるのです。看破要素が沢山ある事は一見いい事にように思えますが、夜からスロッターにとってはそうではありません。新鬼武者の高設定は朝掴んだ人が離さない傾向があるからです。ここらあたりは同じく設定推測が容易なエヴァと一緒です。つまり空き台の期待値は他の機種より低いと見るべきです。
次にスランプグラフですが、注意すべきは天井からの跳ね返りです。天井に到達していれば基本スランプグラフが大きなV字を描きます。天井からの跳ね返りに設定差はほとんどありませんから差枚数プラスの台でも大きなV字グラフなら高設定の可能性が低くなります。そして高設定は基本右肩上がりのグラフを描きますから一撃だけ出たという台も極力避けるべきです。実際ART大連チャンしても、上乗せG数で奇数設定と分かりなおかつ高設定の手応えが無ければ大連チャン後100Gも回さずに止める人が多いですよね。逆を言うと差枚数プラスで空き台の大半はこのケースではないでしょうか。もちろんそんな台を追ってもいい結果にはなりません。
天井については破壊力満点なので狙ってもいいですが、夜からスロッターが気にするのは天井後の消化時間です。天井後の平均消化時間の具体的数値は他所に任せますが、5号機屈指である事は間違いないでしょう。理論上ボーナス後800Gあたりから期待値プラスだそうですが、それは天井を全て取りきっ た時の数値ですので、夜からスロッターの人は気をつけて下さい。
止め時については高設定をほぼ確信出来る状況なら残り1時間まで追って大丈夫だと思います。具体的なデータはありませんが。高設定が確信出来ないなら「閉店に近づけば近づくほど実質的な機械割が下がる」事を意識してダラダラ追加投資しない事が大切です。まあそれは新鬼武者に限った話ではなくART機全般に言える話ですが。
蒼天については来月話そうと思います。