有馬記念というお祭りより(2007年)

さてオーラス有馬記念の季節となってまいりました。もちろん今年も外す自信しかありません。という事で昨年に引き続き特別企画有馬記念の予想をお送りします。

普通なら雨の量も芝の状態も分からない状態で馬券の予想をするなんてもっての他ですが、そんな言い訳は放っておいてレースのレビューに移ります。まず重要なファクターとなるはずの馬場状態ですが、私の記憶で雨がらみの有馬記念の記憶はありません。近い状態としては今年行われた雨の中山金杯のような外外回すスタミナ比べレースになるのでしょうか。それとも天気予報通り日曜の昼から雨が止み、今年の秋の天皇賞みたいに実は内が良かったというドライベルト馬場となるのでようか。いちおう今回はドライベルト馬場前提で話を進めます。

1、メイショウサムソン
前走武豊があれだけの騎乗ミスをしたにも関わらず、馬券に絡めたのは絶対能力の違いだたと私は判断します。そして今回は雨が降りトップスピード比べのレースにはならない以上、普通に考えれば負けようがありません。しかし、武豊本人のコメントからもメイショウサムソンの乗り方がよく分かっていないようなのでもう一度同じ間違いを犯してしまいそうな気もします。枠は最内枠を引きました。この馬の外枠での成績と内枠の成績を比べると内枠の方がよい事は有名な話しです。これは気を抜くクセがある馬に多い傾向です。また雨が絡むと馬場のいい所を求めて馬群がバラケますので、内で包まれて馬群を抜け出せない危険性はほとんど無いでしょう。ローテーションを考えてもこの馬を馬券の軸として考えるのが基本ですが、不安要素である武豊の騎乗次第では前残り届かずの可能性が十分あるのは気がかりです。

2、ドリームパスポート
フジキセキ産駒というものは操作性のよい馬が多いと思います。スタミナ面からお父さん詐称疑惑のあるこの馬も操作性においては例外ではありません。それゆえ安藤騎手から高田騎手への乗り代わりは何らマイナスにならないと思います。

ただこの馬は後ろから行くタイプであって騎手も早仕掛けするようには思えないという点、骨折明けたたき2戦目で果たして元の状態に戻りきっているのかという疑問がある点、それらを考えると人気ほど期待できないのも事実でしょう。馬券的にはドライベルトのせいで皐月賞の再現という可能性がありますので2着3着で押さえるのはアリだと思います。

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3、マツリダゴッホ
前走秋の天皇賞は全く展開が向かずノーカウントですが、近走の相手関係と着差を見る限り中山実績だけで巻き返せそうには到底思えません。穴人気するなら無視したほうがよいかと思います。

4、ダイワメジャー
昨年の3着馬。年齢的な事を考えれば昨年を上回るパフォーマンスは期待出来ません。ただ武豊が後方に位置取し差し届かない競馬であるならこの馬の出番でしょう。昨年も今年も道中は他の騎手が武豊をマークするという良く似た展開になると思います。しかし、メイショウサムソンとディープインパクトでは連れてくる相手が違うのです。再三このブログでも言いましたが、ディープインパクトは物凄いトップスピードから近くを走る差し馬のやる気を削ぐレースをする事が多く、逃げ馬か最内を差してくる馬が2着・3着となるケースがほとんどでした。一方のメイショウサムソンは回りにいる馬と叩き合いながら上がってくるケースが多いので、メイショウサムソンが連にからむレースは逃げ馬が馬券に絡めない傾向があります。

そういった意味ではメイショウサムソンを中心に馬券を買うならダイワメジャーは買ってはいけないと

いう結論となります。

5、レゴラス

頭数合わせ

6、ポップロック
秋シーズン、この馬が使われたレースはスタミナよりもトップスピードが問われるレースが多く、不向きなレースが続きました。それでも着をまとめているのは騎手の好騎乗に助けられた結果だと思います。

今回は一転して得意な条件。昨年の有馬記念の内容を考えると、例え普通に乗ったとしても頭まであるでしょう。ただ雨がらみのレースでサムソンやアドマイヤムーンに完敗している点だけが気がかりです。

7、ダイワスカーレット
負けたレースを振り返ると秋華賞やエリザベス女王杯がベストの競馬だったかと言えばそうではないと思います。それゆえ世間の評価よりもダイワスカーレットはもっと強いような気がしてなりません。しかし、強い一流古馬との初対戦というファクターはディープインパクトでも落とした鬼門です。また、秋4走目で有力馬の中では最も暑い時期に始動していた点、今回が初めての遠距離輸送という点からしても正直買いたくないというのが本音です。メイショウサムソンがきちんと競馬をすれば兄と一緒でどこにもいない馬のはずですが、前残りレースになってしまったときに押さえておきたい1頭ではあります。

8、ロックドゥカンプ
菊花賞では4コーナーで前が詰まる不利がありました。ただスタミナ量が問われるレースで前が詰まる不利はトップスピード比べで加速が付いた状態で前が塞がる不利と比べて軽微なものです。それゆえ不利が無ければ勝っていたかどうかと言われれば正直微妙です。しかし、ローテーション・騎手変わり・恵まれた斤量と買える要素は数限りなくあります。人気が落ち着くなら積極的に買いたい馬です。

9、サンツェッペリン
近2走はガソリン切れといい所がありません。血統的に雨を得意とするはずなのですが、G1のペースで2500m走れるだけのガソリン量を持っていないような気もします。ただこの馬に関しては展開が向く時と向かない時とでは力の出しきり方が違いますので、メイショウサムソンが来ない展開なら馬券圏内に来ても不思議ではありません。

10、フサイチパンドラ
この馬の得意レースは暗黒ペースでスタミナの問われるレースか前残りレースです。ガソリン量は牝馬の中でもトップクラスですが、それがウリであるがゆえにガソリン量が更に豊富な一流牡馬相手では結果が出ない傾向があるのです。血統的には雨が降って時計がかかる馬場はプラスだと思いますが、展開が向いてもダイワスカーレットより上に来るのは難しいと思います。

11、コスモバルク
何年にもわたって過酷に使われて来た印象はありますが、いちおうダイワメジャーと同い年。ダイワメジャーと違って来年も現役続行のようです。それゆえに松岡騎手には前走と同じように空気のような騎乗をしていただいて来年につなげていって欲しいと思います。

12、インティライミ
この馬に関しては未だによく分からないという印象があります。今年に入って折り合い面に進境が見られ、朝日チャレンジカップと京都大賞典は強い競馬をしました。しかし、展開が向かなかったとはいえJCは負けすぎだと思います。時計のかかる馬場より時計の早い馬場の方が結果を残しているだけに今回の有馬記念の馬場では買いたくはないです。

13、デルタブルース
前走のJCは明らかに展開が向かなかったにも関わらず5着を拾ったのには驚きました。状態が良くなってきたのでしょうね。ただこの馬の得意な流れのレースとなってもメイショウサムソンやポップロックに先着するのは厳しいかと思います。

14、ハイアーゲーム
前走鳴尾記念での勝ち方は私の目には強い勝ち方だったという印象を持ちました。もちろん相手が一気に強化され、トリッキーな中山コースとなる今回は恐らく通用しないと思います。しかし、状態面の上積みとルメール補正で3着を拾っても文句は言えません。

15、チョウサン
豊富なガソリン量が魅力のチョウサン。前走は前に行くというギャンブルに出たもののガソリンを残すようなペースで走ってしまい、トップスピード比べで負けてしまいました。鞍上は今回も燃費職人横典ということで、ガソリンを残したままゴールする事となるでしょう。メイショウサムソンやポップロックあたりがレースの流を厳しくして、潰しあいのガソリン残量勝負でもならない限り3着に来れる可能性は無いはずです。

16、ウオッカ
前走のJCで四位騎手がベストの騎乗をしてくれたにも関わらずサムソンやポップロックを交わせなかった事に不満が残ります。状態面では秋シーズンNO.1の出来なのでしょうが、中山代わりと大外枠という点でよほどの外伸び馬場にでもならない限りは馬券圏内ですら厳しいと思います。特に中山代わりというのが致命的です。中山の芝コースは加速力と操作性が求められる事が多く、トップスピードが生きるケースが少ないのです。要はウオッカの持っている適正と真逆の適正が求められるというわけです。

と振り返って来ましたが今年全体のレースを見渡す限りメイショウサムソンにちゃんと乗られたら他の馬にはノーチャンスというのが結論です。相手筆頭は今年に入って豊の馬をきちっとマークするペリエです。

買い目 3連単フォーメーション
1着 1.6
2着 1.6.8
3着 6.8.13.2

あと武豊がまたしくった時の馬券
馬単ボックス
4.6.7.9

まあ今年の有馬記念も勝負するようなレースではないですのでこの買い目を100円づつ買っても買いすぎですね。

モチ代になりそうなレースは他にいっぱいあるはずです。

個人的には有馬記念というお祭りより明日の「阪神師走岩田祭り」の方に期待したいと思います。

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