JRAの騎手に対する制裁の話(2006年)

 武豊が騎乗した香港のレースで落馬事故を起こした件が問題になりました。
 本来なら4年前のエイシンプレストンの福永騎手のように次の週から騎乗停止になるのですが、香港側が事情を察して騎乗停止期間を有馬記念の翌日からとしたため、いろいろと論争が起きるはずです。

 私の見解としては、まず招待レースであるにも関わらず香港側がきちんと制裁を加えた点を押さえとかないといけないと思います。JRAを見てください。招待レースでは制裁が明らかに甘くなっていると思います。全てのレースが厳格に裁かれるのが理想ですが、かといって招待レースで厳しく制裁してしまうと招待辞退が相次ぐ結果となりかねません。そこら当たりは妥協が必要だと思います。その妥協点の一つとして、制裁の執行期間変更というのが今回の結果だと思います。
 そもそも、騎手のスケジュールが何週間も先まで決まっていて、騎手のスケジュールに合わせて仕上げる馬もいる時代に制裁が翌週からというのはどうかと思います。というのももしエリザベス女王杯でカワカミプリンセスの鞍上が武豊だったらどうなっていたでしょうか。2週間後にディープインパクトのJCがあることも分かっていて武豊に降着処分を下せていたかどうかです。その状況でJRAが毅然とした裁定を取れると私は思えません。

 逆にそういった状況でも制裁が加えられたりすると、目標のレースの前の週に過度に無理をしない可能性も出てきます。武豊はマイルチャンピオンシップの騎乗を見る限り、前の週だからといって手を抜いているようにはとても思えませんが、全ての騎手でありえないわけではないので。

 ゆえによほど悪質な騎乗でない限りは騎乗停止の期間を騎手に選択させるのがよいと思います。騎手に対して甘い意見かもしれませんが、裁定が甘くなったり目標の前の週の騎乗で甘く乗られるよりかはファンにとってはよいと思います。

再教育制度

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 要は斜行や無理な馬群突破などに点数がされ、30点たまると、運転免許書の違反者講習みたいに再教育を受けないといけないということです。
 この再教育自体がどのような内容か分かりませんが、ギャンブルレーサーという競輪漫画では、お寺に召集されて修行僧みたいな生活が描かれていました。騎手もそれに準ずる内容なのでしょうか。少なくとも免許の違反者講習以上の面倒臭さはあると思います。
 ということで今回は上記のホームページで書かれているように点数が溜まると騎乗に影響がでるかどうかということです。

 正直彼らはプロですから、ただリーチがかかったからと言って騎乗に影響するとはとても思えません。しかし、この点数は1年が終るとリセットされますから、最終週なら話は別かと思います。今回は残り1点もしくは2点でアウトという騎手の有馬記念の週の成績を調べてみました。
 残り1点もしくは2点でアウトになってなおかつその週に騎乗資格があったジョッキーは
2005年は蛯名騎手・福永騎手
2004年は該当者なし
2003年は横山典騎手・飯田騎手・武幸四郎騎手

 となります。このうち福永騎手は2週間前の落馬で実は左腕を骨折していたと開催の数日前に言い分けをして騎乗をキャンセルしています。残る4人の回収率は単勝・複勝とも平均の80%を大きく割れるというひどいものでした。まあ全く馬券にならないわけではなかったのですが、ほとんど2歳戦でしたので、馬の能力によるものが大きかったのかもしれません。サンプル数があまりに少ないので、この事象がたまたま起こったのではないことを証明することは無理ですが、何となく使ってみたい考え方ではあります。

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