以前AT(ART)の期待獲得枚数を正しく計算しようという話をさせて頂きました。
http://metabopro.com/?p=1095

私の記事では大雑把にしか計算していませんが、今回紹介するのは計算式を明確化したサイト「りゅうの日常」様の記事です。

パチスロのトッププレイヤーというものは情報を効率よく仕入れるだけではなく、この方のように仕入れた情報を精査する作業を怠りません。

【朗報】AT・ARTの初当たり期待枚数の出し方が判明!【吉報】

ここで紹介されている式①(②+3X)=③X+④」で概ね間違いありません。

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でも公式を見ても「意味が解らん」と感じる人が多いでしょう。
私もロングフリーズしました。という事で噛み砕いて解説します。

左辺と右辺の意味

この式は「通常時を消化し、ARTの初当たりを引いて、そのARTを消化し終えるまでの一連の枚数」を数式化しています。
左辺は使った枚数だと考えて下さい。
右辺は払い戻された枚数だと考えて下さい。

機械割が95%の台なら使った枚数の95%しか払い戻されないので、左辺に0.95をかける事により等号が成立します。

上の式を日本語で言い換えれば、

左辺:機械割0.95×(通常時にBETした枚数+AT時にBETした枚数)=

右辺:AT時に払い戻された枚数+通常時に払い戻された枚数

となるのです。

実際に計算してみる

それでは具体的な数値を見て確認しましょう。例題は
「コイン持ち1000円32回、AT初当たり1/200、機械割95%、純増2.8枚/G」
の条件でAT一回あたりの期待獲得枚数がいくらになるかというものです。

前回も言いましたがリプレイは3枚投入の3枚払い戻しで計算します。記事には

0.95(600+3X)=287.5+5.8X

と具体的な式が書かれています。

この「0.95」は先に言ったように機械割です。
「600」は通常消化時の投入枚数となります。

初当たり確率が1/200なので200ゲーム回すのに3枚がけで600枚メダルをBETするという意味です。
「3X」はAT消化時の投入枚数です。XはATの平均消化ゲーム数なのでこちらも3をかけます。

「287.5」は通常時200ゲーム回した時に払い戻される枚数です。コイン持ちが1000円あたり32ゲームだと初当たりを取るのに200/32=6.25千円を費やす事になります。
枚数に直すと6.25×50枚で312.5枚です。
200ゲーム消化するのに600枚入れて台に312.5枚吸い込まれるわけですから、通常時にリプレイやベルなどで払い戻される枚数は600-312.5=287.5枚となります。

最後に「5.8X」というのはAT中払い戻される枚数です。AT中でも毎ゲーム3枚BETするので、1Gあたり2.8枚増える台は3+2.8で5.8枚払い戻される計算となります。

そして、一次方程式でXを解いてやるとリンク先の記事で書いてある通り95.76という値を得ることが出来ます。
この95.76とはもう一度確認しますがAT1回あたりの消化ゲーム数です。
ゆえに純増である2.8をかければ、AT1回あたりの獲得枚数「268枚」という数字が出てきます。

思ったより少ない

1回初当たりを取るのに312枚失って、払い戻されるのはたったの268枚。僅か85%しか払い戻されないわけ。
あまりにも少ない数字ですよね。
でもこれが現実です。

例題のケースだと887.3枚投入の842.9枚払い戻しで約95%となります。
これが本当の機械割95%の意味であり、何度も言う「数字のマジック」です。

ただリンク先の記事でも述べられていますが、この計算式は「コイン持ち、初当たり確率、機械割、純増」全てのデータが正しくなければ成り立ちません。

例えばバイオ5は擬似ボーナスを0G消化と計算して純増2.3枚と謳っていますが、もちろん純増2.3枚で計算すると間違った数字が出てきます。
そして機械割詐称、純増詐称が当たり前の業界です。そういう事も意識しながら計算して欲しいと思います。

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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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