スロット・パチンコ業界が衰退するたった一つの原因とは何でしょう。
市場規模がここまで右肩下がりに縮小したのは
メーカーからすればホールが悪い
ホールからすればメーカーが悪い
挙句の果てには客が悪い

とか言い合いをしている状態です。

そしてメーカーもホールもなりふり構わず生き残りをはかっています。

一方JRAは

3年連続売上がプラスです。東日本大震災前の数字まで戻しました。
2014年は【朗報】競馬の控除率(払い戻し率・テラ銭)が変わったのも大きいですが、実施前でも前年比2%くらい上で推移していました。
おそらく2015年も前年比プラスでしょう。

JRAは特別な事をしていません。
当たり前の事を当たり前のように改善していった結果です。

JRAはお役所ではありますが、昔から一貫して「売上至上主義」を貫いて来ました。
売上の10%+αが国庫に納入されるので、売上の向上が自分たちの成果として評価されるわけです。



ところが、スロット・パチンコ業界を統括する警察は違います。
警察は表向き『業界を抑制する』立ち位置にいるわけです。
陰では天下りなどの利権でお金を吸い上げてはいますが、少なくとも現役の警察職員からすれば業界が発展することに1円の利益もありません。
その違いはとてつもなく大きいです。

ゆえにこの業界の衰退を止めるには
風営法(警察からの支配)からの脱却が必要になります。
しかしそれは国会で法律を変えないといけないわけですから簡単に出来るものではありません。

三共のホールとの共闘宣言

最近話題になったのが、3月に導入予定であるガンダムお値引きキャンペーンです。

 SANKYOは、新機種『フィーバー機動戦士ガンダム-V作戦発動-』の販売にあたり、「共闘宣言」と題したキャンペーンを実施している。
キャンペーンは、同機を一定台数以上購入し、開店から1週間の間、累計の粗利合計が基準額を下回った場合、次機種以降から使用できる「機械代値引き券」を1台あたり1枚発行するというもの。
ホールに対し、開店から1週間「ガンダム」の低粗利営業をお願いする一方で、同様のスペックの標準的な粗利額との差額を、SANKYOが「機械代値引き券」としてシェアする。エンドユーザーに少しでも大当たり体験、勝ち体験を提供するため、ホールとメーカーがタッグを組みましょう、という呼びかけだ。なお、値引き額は台あたり3万円で、次機種以降のパチンコ、パチスロ購入時に使用でき、有効期間は1年間としている。
『フィーバー機動戦士ガンダム-V作戦発動-』は大当たり確率1/199のライトミドルタイプで、適度な投資で適度な出玉感が得られるスペックが特長だ。SANKYOは今回、市場の多様化を念頭に、パチンコユーザーのボリュームゾーンであるサラリーマン世代を中心に高い訴求力のある「機動戦士ガンダム」を、あえて1/199のワンスペックでリリースした。導入店舗においてもこのスペックの特性を理解してもらったうえで営業に活かしてもらい、ホールとメーカーが一丸となって市場の活性化を図っていこうというのが「共闘宣言」の趣旨だ。
新台でも「なかなか勝ちにくい」といわれる中、大当たりや勝ち体験を得やすい新台を期待するファンは多い。また、ファンがそうした体験を重ねれば、リピーターとしてホール全体の活性化にもつながっていく。今回はそうした環境創出にメーカーサイドから支援するかたちとなっており、ファンにとってもホールにとってもメリットの大きいキャンペーンといえそうだ。
なお、同機は3月2日から順次ホールに登場する予定 。

他の情報によると20台以上買った店対象に台粗利一日3000円以下で運用すればお値引きされるという事らしいです。
AKB48バラの儀式やまわるんパチンコ大海物語3が新台初日からぶっこ抜きだった状態を考えると素晴らしいキャンペーンだと思います。
WEBグリーベルト ベタピン(´ω` )-スロット動画・2CHまとめ-様より引用

上記にあるAKB48バラの儀式は導入当初から粗利1万円以上で運用する店が多くて、結局は全曲開放前に客が飛んでしまいました。
『20台以上買った店対象に台粗利一日3000円以下』
という条件はホール側にとってかなり厳しいと思いますが、このキャンペーンが万が一コケたら「パチンコは完全終了」というくらいのターニングポイントだと思います。

追記:完全終了しましたw