昨年に引き続き回胴王決定戦第2回を開催するようです。

第一回「回胴王決定戦」の模様はニコ生で少し見て、総集編をスカパーでじっくり見ました。
予選に筆記試験こそありましたが、内容的には大がかりな実践番組です。

一般人が台を打つわけですが、スロットライターやお笑い芸人がしっかり盛り上げてフォローしてたのが印象的でした。
テレビで見る限りはいい大会だったと思います。

ただ何を目的に開催しているのかよく解りませんでした。
一般の人なんて参加させずに解説席にいた早々たるスロットライター同士で対戦してオールスター戦にした方が盛り上がると思うのです。

でもよく見ると



ホームページにコンセプトが書いてありました。

『日本回胴王決定戦は、安心して楽しめるパチスロのマナー向上を目的とした大会です』

つまり参加者や視聴者を教育目的と開催しているようです。
昨年も参加者はスロットマナー向上のビデオを見たとあります。

「おい享楽、よく聞け。パチスロAKBでサプライズリセットという割を落とす超絶ボッタクリ罠をしかけて、今回の仕事人もパチンコAKBの抱き合わせでホールと客に負担かけといて、何がマナーじゃボケ(-_-メ)」

と思ったのですが、調べてみると主催は享楽の名義じゃないのですね。
享楽主催の予選(サプライズらんど)もありましたので関与しているのは間違いないのですが・・・。

ギャンブルの現場で守るべきモノはマナーではない

守るべきは法律であり、従うべきは決められたルールです。

ギャンブルの現場で客にマナーの向上を求める告知なんてほぼ見掛けません。
主催者が客に口を酸っぱくして言うのは法律とルールの確認です。

いわゆる守ってほしいマナーについても事前に事細かく決めておくべきでしょう。
例えば台パンについてはハウスルールに「台パンは破壊改造行為とみなし、コイン交換不可」と明記しておけばそれはマナーではなくルールとなります。

先日残念な事に沖縄のパチンコ屋で車内放置のため子どもが亡くなりましたが、これも「STOP、子どもの車内放置」とかマナーとして啓蒙するから無くならないのです。

もっと具体的な対策を考えるべきだと思います。

パチンコパチスロは遊技といいますが

紛れも無くギャンブルです。
合法化の動きもある中で、遊技という建前で物事を語るのはそろそろ卒業した方がいいと思います。

マナーの向上がスロットの地位向上にはつながりません。
スロッターが社会に認められるためにすべき事はたった一つ、それは「納税」です。
そこに目を背けている以上、キレイ事を言うのはおかしいと考えています。

回胴王決定戦だって一般ユーザーの教育目的なんて反吐が出る建前でなく、メーカーとメディアが普段お世話になっている一般ユーザーへの感謝・還元という建前の方がよっぽど健全です。

という事で来年は「優勝してようやくラスベガス旅行が貰えるだけ」とかケチ臭い事言わずに我々スロッカスが掴めないような現金を用意して下さいね(・∀・)(参加費無料なら法的に問題ありません)。
それなら参加しますし、賞金の納税もきちんとします。

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