今回紹介する記事は「パチンコスロット勝ち組への道」様の
依存症電話相談に対応するRSN出向者の給与がホール店長超えのあり得ない金額
です。

出向者には当然ながら給与が支払われる訳ですが、その金額は20歳で310,000円/月。そこから年齢に応じて上がっていき、40歳で給与上限金額に達すると597,000円/月。
しかも、家賃・光熱費・レンタカー代・ガソリン代等は21世紀会(全日遊連をはじめとする業界団体の集まり)が負担するという破格の待遇。
ちなみにこれはホール店長であるぼくの給与を軽く超えていますww

依存症問題にパチンコ業界が誠意をもって取り組んでいることをアピールしたいならボランティアでもいいぐらいだと思います。
しかも勤務地は日本一所得水準が低いとされている沖縄県です。
1人当たりの任期は3ヶ月と短く、募集人数も少数ではありますが、これは反感を買うのでは…と思います。
ぼくらは普段の業務中でも、お客さんから「おれが負けた金がお前らの給料になってるんだぞ」と皮肉を言われることはしょっちゅうあります。
そうでなくてもギャンブル性がある以上は「客から巻き上げた金で…」というイメージを持たれやすい業界にも関わらず、よりによって依存症に悩む方達を相手にするRSN出向者に、一般的にもみても明らかに高額と思われる給与を支払うというのはどうかと思います。

依存症に悩む方達は借金があったり、自己破産していたり…と経済的に問題のあるケースも多いと思います。短期間の出向で、しかも高額の給与をもらっている人間が、果たして依存症の方に共感をもってアドバイスができるのか疑問です。
一昔前のパチンコ業界は明らかに給与水準の高い業界でしたが、今の現実はそれほどでもありません。しかし、この件で思うことは、業界のお偉いさん方は甘い汁を吸ってきた時代の感覚のままでいるのかな…と疑問に感じるし、その感覚のズレがパチンコ業界衰退の最大の原因ではないかと思ってしまいました。

 

そもそも、どうして沖縄に出向なのですか?

 

お前ら、沖縄で遊びたいだけだろ

 

いや別に依存症対策なんて真面目にする必要は無いですよ。



しかし、いくらなんでもユーザーと警察様を舐め過ぎでしょう。

紹介記事にある
『業界のお偉いさん方は甘い汁を吸ってきた時代の感覚のままでいるのかな…と疑問に感じるし、その感覚のズレがパチンコ業界衰退の最大の原因ではないかと思ってしまいました。』
という言葉が的確だと感じました。

危機感が無い

ホール関係者の方々がブログやツイッターで情報発信しているのを、組合のお偉いさんは認識してないのでしょうか。

思考が20年くらい周回遅れのように見えます。

本来はホールで依存症対策をする法的根拠は無いので、警察に対しても毅然とした対応を取るべきでした。

そんな中で蓋を開けてみると、客からむしり取った金で沖縄旅行を満喫するのが彼らの依存症対策です。

呆れてモノも言えません。

こういった体制を改めない限り、業界の復興は絶対に無いです。