今週は色々と新台が導入されたので打ち散らかしてマイナス10万円食らったおやじと会長です。それはまあいいとして気になったのはその新台を入れなかった店もあった事です。確かに今回の新台で好感を持てたのは悪魔城Ⅲくらいで、他は「2週間持つの?」というレベルだと思います。何でこんな産廃出すの?と言いたくなるような台まであります。本来ならメーカーの開発能力の問題なのでしょうが、今回は別の可能性についてお話をします。それは規制によって面白い台が出来なくなっている可能性です。先日、4月1日以降に検定基準に次のような文面が盛り込まれる事が明らかになりました。

『遊技機が、条件装置が作動している全ての遊技において、回転停止装置を作動させる時間にかかわらず条件装置に係る図柄の組合せを表示させる制御を可能と する性能を持つものである場合には、客の技量にかかわらず遊技メダル等の獲得が容易である性能を持つものであると解し、「遊技の公正を害する調整を行うこと」を可能とする性能を持つものであると解するため、当該遊技機の当該性能は、本規定に抵触すると解する。』

ミリオンゴッドのような目押し要らずのART機を規制する内容で間違いありません。気になるのはミリゴみたいにSINを入れればOKなのか、モンキーのように狙わないと払い戻しを受けられない小役があればOKなのか、番長2みたいに超低確率のボーナスがあるならOKなのかということでしょう。こればかりは「4月以降にならないと解らない」というのが一般的な見方ですが、現実を見てみると見通しはかなり暗いと思います。それは年末あたりからミリゴ、モンキーみたいなボーナスが無くて目押し要らずのART機が出ていないという事実です。これは何故なのでしょう。9枚役で純増2枚のARTにすれば色々なゲーム性にする事が出来ます。モンキーターン、番長2を筆頭にドラゴンギャル、プロゴルファー猿、黒ひげ、デルピエロなど個性豊かな台が昨年登場しました。普通に考えれば2012年も9枚役で純増2枚のARTが主流になると考えられます。ところがこういうスペックの台を出てこないのです。ここ数ヶ月「ミリゴのせいで検定が通らない」と噂になったのは、9枚役で純増2枚のART仕様に規制が入ったのだと推察します。一方でボーナス有りの台なら鉄拳のような爆裂スペックも通っているわけですから、目押し要らずのゲーム性が問題と考えてよいでしょう。

何故目押し要らずのゲーム性が問題なのか。ネットなどで調べてみると一般的にはこう認識されています。
パチスロは建前上賭博じゃなくて遊戯だから客の技量で差がつかないといけない。ゆえに「遊技の公正を害する調整を行うこと」は駄目。だから店員の目押しも昨夏から禁止が徹底された。

ただこの考えは不思議とパチンコでは適用されません。ホールによっては捻り打ちどころか止め打ちまで禁止している所もあります。大当たり中の玉下ろしはもちろん、トイレに行きたくなったという理由で店員にハンドルを握ってもらうのも今だにOKです。同じ遊技機なのにどうしてここまで見解に差がつくのでしょうか。



押し順ART規制によって一番得するのは言うまでもなくパチンコメーカーです。具体的なデータはありませんが、ボーナス非搭載の押し順ART機の登場でパチンコの客がどれだけパチスロの島に流れたか解りません。ちなみにパチンコは4/1から規制緩和となります。もうなんか分かりやすいですよね。裏でいったいどれだけのお金が動いたのでしょうか。

まあ電波的な戯言として気にしないで下さい。